奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

感動の笛

2011-06-06 17:17:51 | スタッフルーム
 土、日と亮子先生のところに遠征に行きました。
 日曜日の交流戦のことです。奥田中対浜松北星中学校。
 審判は、ぼくと、北星中学校の中学3年生。
 試合が始まって直後の笛。小気味よくはっきり吹かれた笛。まちがっているのか、心配なのか、ぼくの顔をすぐに見ました。ニッコリ笑ってOKサイン。
 それからというもの怒涛の笛。あっという間にファールのトータル数が17個。
 堂々として手をあげてコールする彼の姿に笑いをこらえるのに必死でしたが、そのうち、彼の公正なそしていやみのない一生懸命な笛と、わがチームの審判とのやりとりに感動を覚えるようになりました。
 試合終了後、選手全員が彼の回りに集まり、あのトラベリングの笛は、あのファールの笛は、決して抗議の質問ではなく、彼を称える言葉かけでありました。彼は奥中の生徒に握手攻めにあい困惑してるようでしたが、得意げな顔のようにも見えました。
 帰り際、北星中学校の顧問の先生から、「彼は試合にはまったくでれないんだけれどチームのためにと必死に審判をやってくれているんです。今日は、奥田中学校の生徒に囲まれて、ほんとうにうれしかったみたいです。ほんとうにありがとうございました。」と感謝の言葉をいただきました。
 必死に審判をする中学生。その笛に納得しながら、一生懸命プレーする中学生。
 なにか、これが、ほんとうの姿なんじゃないかと思えて変に納得した名古屋遠征でした。
 

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