気が付けばいつの間にか止まっているガレージの時計。
電池を換えて時間を合わせる。
ついこの前やった気がするのにもうまたって気がしてどうよって感じ。
時間の流れの早さを感じ、そのくせ大したことできていない現実に少し落ち込む。
テレビで隠居した年寄り連中にインタビューしているのを見た。
のんびり公園でたたずむその人たちに「時間の早さはどうですか?」と尋ねたら
「一日なんてアッという間や。」と返ってきた。
年とったからといって時間がゆっくり流てくれるようになるわけもなく、あっという間に一日が終わり、そして一日歳食ってしまう。
無情。
アクティビティの低下と残り人生、戦う相手は自分自身。むずかしいな。
で、ガレージの時計ですが、電池の交換の度に過ぎ去る時間の早さを思い知らされているようなので電池をデカい単一電池に換えてやりました。
これを「現実から目を背けてるだけ」とか言っちゃだめよ。
時計の修理続きでもう一台。
居間で使っていた壁掛け時計が止まってしまっていました。
この時計、おふくろが生きていた頃使っていた時計で、死んでから電池も切れて止まってたのを、居間の時計が壊れたのを機に電池を入れて
また使い始めてたやつでした。
初めて電池交換したのが昭和62年とあるので少なくとも35年前から使ってたことになります。
買い替えても良かったんですが、何か直せないかと思ってしまいました。
一番ダメージが大きいのが真鍮のギアと噛み合うプラスチック製のギヤ。
当たりがきつく段付き摩耗してたのでカッターで均してやりました。
たとえこれで動き出しても恐らく一時的なもの。
外した部品を一つずつ拭いてやってシリコングリスを薄く塗っていると、これって時間の無駄じゃないかと思ったりして
アンニュイな時間が流れていきます。
長年の汚れをガラスクリーナーで拭いてやりました。
止まってた時刻は8時前。
秒針がピクピクしながら止まってたんで、恐らく針の重さで回しきれなかったんだと思います。
なのでここから動作確認。
とりあえずまた動き始めてくれました。
最近は何か一つしだすとそれしかできなくて、他が滞ってしまいます。
パソコンも画像データが貯まってバックアップを含め複数台で回しているHDDも容量が足りず真っ赤。
なんとか整理して撮ったデータを入れれるようになったんでまたブログを書いていこうかとおもいます。
引き続き宜しくお願いいたします。