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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

ハイエース その16 百均セリアの箱ティッシュホルダーのモールシステム化 その2

2023-04-20 12:13:23 | 200系6型ハイエース
ハイエースの車内で使っている箱ティッシュ。
必需品だけど生活感ありありなこいつを何とかして目立たなくして"こじゃれ"た車内にしたくて始めた箱ティッシュ入れ作りの続きです。


助手席の背もたれ(シートバック)に付けたミリタリー仕様のシートバックカバーのモールシステムに合うように
セリアで買ってきた箱ティッシュ入れもモールシステム化します。

色具合がミリタリー系にマッチしていて「おおっ」って思ってしまいました。恐るべしセリア。









モールシステムもよく初見でよく分かってなくて、シートバックカバーの現物に当てがってみて、どこにナイロンベルトを縫い付けるか
マーキング。
1インチのベルトが1.5インチピッチで縫ってあって、それが1インチピッチで・・・・最近、脳みそがだいぶ
ポンコツになって来てるので、理屈じゃ分かっていても絶対ミスるので現物合わせが必須。








ナイロンベルトは25mm幅。
Amazonでバックル類と10mのベルトが入って1000円ってヤツを買いました。
これで1000円ってどういうことって感じ。
あと、パッチンって留めるスナップボタンを買いました。








ミシンは40年くらい前に姉が買ってもらったヤツで当時30万円くらいしたもの。
その頃は娘なら20歳くらいになったら親はお金が無くても買って与えた時代。
母親も積み立てたお金で買ってた。

中学生の頃、自転車の工具入れをミシンで作ったことがあります。
当時は母親が使っていたモーターが付いていたけど形は足ふみもあった昔ながらのミシン。
それ以来ミシンは使ってないし、このミシンは糸の掛け方もサッパリ分からず先ずはYoutubeで勉強。
姉もとら母(嫁)も下糸が調子悪いと言っていたので使えるかちょっと不安。

Youtubeでも裏糸がグチャグャになる問題について解説されていて、一番の問題は糸の掛け間違い。
基本的にミシンの構造は同じで順番に見て行くと、先ず掛け方が間違っていたのが分かりました。
さすがYoutube先生。

ボビンや針は百均は使わないようにということだったので、手芸屋さんを探してちゃんとしたボビンを買ってきました。
この歳で手芸屋さんに行くのにワクワクするとは思っても見ませんでた。

適当な布切れを縫ったら普通に縫えました。やった!!








ベルトの端はほつれないようにライターで炙るのですが、ちゃんとした製品を見てみると折り返してあります。
厚いものを縫うと裏糸がグチャグチャになりがちみたいでしたが、ナイロンベルトの二重では問題なく縫えました。
ただ縫い始めの余分な糸がこんな風にダマになってしまってきれいではありません。
この理由もYoutube先生は解説してくれてました。








対策はいきなり縫うんじゃなくて、縫い始めに針を下げて生地に通しておいて余った糸を押さえながら縫うとダマにならないそうです。







1.5インチピッチでベルトを縫い付け。
袋状の箱ティッシュ入れなので開口している方をフリーアームに突っ込んで縫うんですが、縫い進むにつれて段々と
縫いにくくなってくるわけです。
考えれば分かることですが初心者なのでただひたすら必死に縫っていました。

反対側の糸をほどいてそちらから縫えばいい事なんて分かってたんですが、出来た物の糸を切るということがタブーみたいに思えて
限界になるまで踏ん切りがつきませんでした。
何でも経験です。









切ることを知った私はほどきまくりました。
わけのわからない「MY LIFE」のタグも取ってやりました。
なんかすっきり。







ほつれないように縫い始めと縫い終わりに返し縫いすることもyoutube先生に教えてもらいました。
中学生の頃はこんなことも知らずに縫っていました。







ちょっと斜めってしまいましたが相手方のシートバックカバーに通すベルトを縫い付けました。
クオリティが低くて気に食いませんが、やり直すと先が見えなくなるので初品ということを自分に言い聞かせました。






パチンと留めるバネホック。
これもメッキとか黒色とかあって使ったのはアンティークゴールドというやつ。
いろいろあって裁縫が楽しくなります。







モールシステムに必要なベルト類は縫えました。







ここまでくるとちょっと楽しくなって調子付いしまい、工作仲間のkagayakiさんに以前PPシートで作ってもらった
ステンシルシートで文字を入れることにしました。
ナイロン生地に色を塗るのでミッチャクロンでプライマー処理。







普通のラッカースプレーで塗装。







最後に元通りの袋状になるように三辺を縫うわけですが、揃えて縫っていっても最後の方で上の生地と下の生地がずれが生じてしまいました。

生地はミシンの下側にある送り機構で送られますが上側の布は"押さえ"で押されていて抵抗になるため
実際は均等に送られず、布を少し引っ張り気味にして縫わないとこういったずれが生じてしまうとyoutube先生が解説してくれていました。







何回かやり直して三辺を縫い終えました。







完成しました。
何でティッシュが「DANGER」なのって野暮なことは聞いちゃだめです。
あくまで雰囲気です。







シートバックカバーに付けてみました。
出来たのは良いですが何か色合いが合わんなあというのが率直な気持ち。




ちょっと続きがありますが、それは次回に
ではでは


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