8月12日 八戸のラーメン大将を出た後から
東北を旅することになり、どう回ろうか考えた。
昔、バイクで来たときは今回と同様に大間に上陸し、八戸から西に横断し奥入瀬渓流を見ながら十和田湖へ走り、田沢湖を経由して秋田市へと出た。
青森市や弘前、津軽といった西側には行けなかったので、今回は八戸から一旦北上し陸奥湾に沿って青森市から順に西回りで回っていくことを考えていた。
ただ、東日本大震災が起き、当時テレビで連日報道され、あれだけの大災害だったのにそれ以上の事は何も知らないというのはどうだろうかという
思いがあり、一度はこの目で見ておくべきじゃないかと思った。
ひとまず太平洋岸に出ようと車を走らせた。
国道45号線を走るとバイパス道の様に整備された道になった。
「三陸沿岸道路」と呼ばれる宮城県まで続く高速道路で、震災をきっかけに復興道路という位置づけで整備が進められた道で無料区間が
359Kmというのは日本最長らしい。
三陸沿岸道路は津波の影響を避けるため海から少し離れて通っている。
時間短縮には便利なルートだけど、海岸に面して点在する町を遠くから眺めるだけで旅としては物足りない。
高速を降りて海岸線を走ることにし国道45号線に下りて洋野町という町で岩手県に入った。
更に海沿いに進むと線路があった。JR八戸線玉川駅の近くの踏切にて。
海岸線にそって走ると海沿いに民家が点在している。
線路は更に海側を走る。
「ここから過去の津波浸水区間」の看板。
この後、色んな所でこの看板を見かけた。
青看板の「八木港」と書かれた方へ行ってみることにした。
視界に飛び込む巨大な壁。
これが防潮堤かと思った。
震災のあと津波に備えて高い防潮堤を建設するとあったけど、相当な距離の海岸線に本当に作り切れるのかって半信半疑だったけど、
それが実際に目の前にあった。
自然の前に人の力は無力というけど、人の力と努力もまたすごいものだと思った。
防潮堤の外側、八木港を走る。
陸側に戻ろうと踏切を渡ると駅が見えた。
「陸中八木駅」
駅の右側に見える浜がさっき走ってきた海岸。
今日のお風呂と寝床を探し、次の街の「久慈市」に向かうために旧道を離れ一旦高速に乗る。
所々で雨脚が強くなってきた。
テレビのニュースで目的地の久慈市でダムから緊急放流するニュースをやっていた。
下流の川は氾濫水位を超えている様子だった。
丁度その時間、ニュースの川の上を走っていて、消防団が土手で川の様子を見守っていた。
今日のお風呂は「久慈健康ランド 古墳ノ湯」
玄関に張り紙。
「シャワーの温度が低いです」
「そうなん!?」
その下には「現在、お湯になりません」
「まさかね」
大人500円。子供250円。安いです。
しかし「看板に偽りなし」でシャワーからは水しか出ませんでした。
久しぶりにゴワゴワしながら髪の毛洗いました。
こんな健康ランドもあるんですね。
改めてレビューを見たら前からボイラーの調子が悪いのが続いてるみたいです。
台風が上陸するのが予想されたのでスーパーも開いてませんでした。
何件か回って開いているスーパーに入ったものの晩御飯にはありつけず。
街はシャッターが下りて閑散としていました。
こういった時に頼りになるのがコンビニ。
なんとかオニギリと一品ものを買って質素に晩御飯。酢入りのプロテインでタンパク質補充。
食べれることに感謝です。
夜には台風が通過した。
この辺りの雨は酷かったみたいです。
少し来た道を戻り「道の駅 いわて北三陸」で車中泊。
恒例の「ババ抜き」じゃなく、KOOLさんが娘にくれたおもちゃで遊んだ。
ちょっと小さい「黒ひげ危機一髪」
小さいけどちゃんと刺さったら飛び出します。
黒ひげに似たおもちゃでお腹を引っ張ると、運が悪かったら顔が飛んでくるおもちゃ。
ワロタ。
KOOLさん、楽しく遊ばせてもらいました。
本日の走行距離 103.8Km
続く
こんにちは、コメントありがとうございます。
たっかんさんの旅レベルも相当ですね。東北も行かれてましたか。
自分はあまりに遠いのでつい楽してフェリーにのってしまいます。
独身のバイク乗りだったころから長時間運転嫌い、コンビニですぐ休憩したい派でいわゆるヘナチョコでした。
たっかんさんが耐え切れず後ろにゴロンと倒れたら、それはそれでかわいらしい気がします。
プリンターはもう買いました?
ソフトクリームは黄色い建物の屋根がそうなってます。ソフトクリーム屋さんぽいですが、やっていたかどうか不明です。
3Dプリンターですが夏までは数社から色んなのが出ていたんですが、今はどれも無くなってしまっていてまだ買っていません。
レビューもプロモーションのやつばかりでしたが、2023年くらいのが多かったので、製造ロットが全部売れたから次の機種がでるまで、無いのかもしれません。
最近はカーボン入りが流行なんでしょうか。
しばらく様子見です。