あると便利なエアーホースリール。
エアーツールを繋ぎなおさずに済むように使いたい所に必要な数を付けてったら結構な数になりまして、
コードリールを含めると12個のリールが天井からぶら下がっています。
"マイガレージ"の重要なアイテム(と勝手に思ってる)ですが手ごろな値段で売っている輸入品は太ったような
大きなものが多くて、見た目的にあまり好きではありません。
国産は見た目も良くて良いんですが新品は高価。
なのでガレージのホースリールはほとんどがオークションで買った中古品。
ホースは消耗品なのでこれまで色んなメーカーのを開けてみましたが機能は同じでもロック機構はメーカーによって様々。
"なるほどっ"てのもあれば、"何だかなあ"ってのもありました。
勝手に見た目で順位を付けるとしたら
一番は「三協リール」。
五本スポーク的なデザインが特徴。
次いで"ハンディリール"でお馴染みの「日平機器」。赤く塗ったのと三つ目の白いのがそれ。
緑色と灰色は"saga"ブランドの「嵯峨電機工業」。見た目は悪くないんですがリールのストップ動作が不良で中を見たら
ラチェット機構が樹脂製で、強度が足りずに破損してたのを見て"何だかなあ"って思ったやつ。部品を買おうと思ったら中古が
買える値段だったので修理を断念して廃棄しました。なのであまりいい印象はありません。
使いやすさで一番は右の黄色い色した二台、「日平機器」の"ハンディリール"
ホースリールの停止、収納は普通、ラチェット機構が多いのに対し、こいつは遠心ラック式。
引き出してゆっくり戻すとロックされ、勢いよく巻き取らせると遠心力でフリーになって巻き取られます。
なのでラチェットみたいに止まるところを探さなくても好きなところで止められるので使いやすいです。
右から三台目もハンディリールですが"引き紐式"。紐を引けば巻き取られるといった割り切った構造が意外と使いやすいです。
今回修理するのは三協リールのやつ。
ホースが劣化してエア漏れしているのでホースを交換するのと、ついでに内部のOリングも換えます。
「6回」のメモは巻き取りバネのデフォルトの巻き回数。
強めにしたら勢いよく巻き取られるので、今までは適当に弱めにしてきたんですが、ホースの巻き取り具合によっては最後まで
戻り切らないことがあったので数えてみました。
ホースの出入り口には摩耗しないようにステンレスのプレートが付いてます。
ホースの根本の部分。
大体同じ構造ですが、こいつはエアーが通る軸の部分の先端にテーパーの雌ネジが切ってなくて、専用の継手で接続
するタイプ。なのでOリングが入ってます。
ホースリールのロック機構部。
ちゃんと金属製です。
巻き取りバネはどれも同じですが、バネの根本を固定するやり方が違います。
これは金属のステーが付いていてそれにハマっています。
全体的によくできた作りだと思います。
軸と板バネはネジなどで固定してなくて、スプリングの巻き取られる際の締め付け力で固定されるようです。
ああ~嫌なものを見つけてしまいました。板バネにクラックが入ってます。
簡単にホースとOリングを交換するだけって思ってたのに。
見て見ぬふりをしよう
見て見ぬふりをしよう。
深入りは禁物
見て見ぬふりをしよう。
人生の残り時間もそう長くないから。
見て見ぬふりをしよう。
・・・・そう思いながら軸を締め付けるスプリング部分が外せられるかやってみた。
あ~あ。
ってな感じで次につづきます。
完全にホースリールマニアになってると思います。
毎日引っ張ってストレッチさせてあげないとバネも骨粗しょう症になりますよ(^^;
単位面積当たりのホースリールの数でギネスを狙おうかと思います。
誰よりも負けません。
探したらまだつけていないリールが二個出てきました。ギネス認定です。
引き紐式のリールのやつってブレーキがウレタンゴムなんですね。
久しぶりに使ったらブレーキ効かなくなってました。
劣化と老化を遅らせる方法があれば教えてください。