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レイ(4)モロベ・ショーII

2006-11-07 | パプアニューギニア生活
モロベ・ショーの行われている広い会場には競技場のようなメインスタジアムがあります。そこでは2日間、モーター・バイクショー(ブリスベンからわざわざ呼び寄せたらしい)、牛の品評会、乗馬の障害物競走、米運びリレー、シンシン(民族舞踊のようなもの)、花火など、様々な催し物が行われています。2日間フリーパスの特別観覧席チケットは40キナ(約1,600円)。日頃、娯楽が極端に乏しいので、このようなイベントは本当に新鮮でした。私の知る限りでは、ポートモレスビーではないです。

聞くところによると、このモロベ・ショーは白人たちが組織運営をしているとのことで、要所要所は白人スタッフが固めていました。道理でスケジュールも時間通りに進むワケだー。スポンサーも、コカ・コーラを始め、トゥルカイライスなど大企業が名を連ねています。各種競技の入賞者たちには結構な賞金も出るらしく、参加者たちには随分と張り合いのあるイベントのようでした。

新聞には2日間の人出は11万人とありました。昨年の25%増しだそうな。特に2日めの日曜日は人、人、人だらけ。道路がつながっているハイランド地方の方からたくさん人が流れてきているのでしょう。モロベ・ショーに行く為に、2~3ヶ月前から普段よりちょっぴりがんばって小銭を稼いだりするとのことでした。入場料(5キナ=約200円)が払えず、中に入れない人たちが腹いせに投石をするなど、多少危険な面は見られましたが、警備員、警察の動員もかなりのもので、セキュリティはしっかりしているなぁという印象でした。実際、ゲートで押収されたナイフ等危険物の山の写真が、新聞に載っていました。安全にショーが行われた背景には、こうした裏があったのですね。

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