ひねもすのたり☆PNG

縁あって来たPNG…日々の生活を綴ります

マラリア

2006-11-22 | パプアニューギニア生活
PNGではマラリアで命を落とす人(とりわけ子供)が少なくありません。マラリアはハマダラ蚊に刺されることによって感染します。潜伏期間があり、刺されてすぐに発症する訳ではありません。症状としては、倦怠感が続いた後、突然悪寒、高熱が出ます。頭痛、嘔吐、関節痛が伴い、数時間それが続いた後、平温に戻りますが、一定のサイクル(不定期の類もあり)でまた高熱が出ます。この高熱時が本当に苦しいと、よく耳にします。

マラリア予防薬としての薬は抗生剤程度しかなく、とにかく『刺されないこと』が一番の予防。夕方から明け方までの時間がハマダラ蚊の活動時間なので、この時間帯には外に出ない、肌を露出しないなどを徹底することが大切です。

ポートモレスビーではハマダラ蚊の心配はあまりないのですが、今まで訪れたところではレイやマダンは要注意。水たまり、川、池などに潜伏しているとか。レイでは随分と蚊に刺されてしまったんですが、大丈夫かなぁ。危険な時間帯は室内にいたので、問題ないはずなんだけど、潜伏期間が過ぎるまではちょっと心配~。

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