45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

グレージャケットにネイビーのポロの着こなし

2013-08-21 07:31:34 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットにネイビーのポロシャツとくればパンツは白です。ネイビー、ライトグレー、白はネイビージャケットの着こなしでもおなじみ。基本の三色。あとはベージュということで、シューズに使っています。無地同士の単調さを防ぐのにベルトがアクセントになっているのに注目。
ところで、このこーでで注意すべきことは、ジャケットのグレーの明るさ。あまり明るすぎるとバランスが悪いです。あとインナーはTシャツにしないほうが「演歌歌手風」にならずにすみます。
ジャケットは、麻と絹の混紡、アンコン仕立て
ジャケット ダーバン
ポロシャツ ブルネロクチネリ
パンツ JUNMEN
ベルト アクアスキュータム
サングラス グッチ


グレージャケットに白パン、白ポロのコーデを粋に着こなすには

2013-08-20 04:36:04 | ライトグレージャケットの着こなし
 こうやってグレーにジャケットの着こなしを手持ちのアイテムで組み合わせてみると、すべて同じように見えてくるかもしれません。男のカジュアル服、ことに45歳以上のオジサンのコーデとは、「色数を絞る」ということが重要なテーマになります。アメカジ小僧のお好みの赤のチェックシャツなどは絶対に出てこない。(すでにちょこっとだけ出ていますが)
オジサンのオフの日の外出着は、ネイビー、白、黒、グレー、ベージュにデニムだけで十分バリエーションはひろがります。いつも同じグレーのジャケットを着ているけど、見るたびに雰囲気が少しだけ違う。こういう感じの控えめな変化のつけ方が大人のお洒落かもしれません。

そして、最もシンプルで最も気取った雰囲気になるのが、白とのコーデでしょう。ホワイトジーンズに白いポロを合わせるだけですですが、ひと工夫必要なのが、ベルトとポロ。
上下の区切り目をきちんとつけないとインナーがパジャマや体操服に見えてしまうので、ベルト、ことにバックルを目立たせることで境界線を際立てます。ポロシャツは普通はタックアウトして着ることが多いですが、タックインすると確実に「ゴルフおじさん」に見えます。そこでおもむろにポロに襟を立てます。
靴はベルトにあわせた色のローファーを素足に履く。(別にソックス履いてもいいですが)
あとは、色数が少ないですから、ポケットに控え目な挿し色のチーフを。さらにどうせ着るならポロシャツのワンポイントロゴもちらりと見せる。
そして仕上げは腕まくり。これでゴルフおじさんと一線を画したイタリアンカジュアルの着こなしになります。もちろんこれでゴルフ場に行ってもかまいませんですが。

 グレーのソフトジャケットは海外旅行に最適と申し上げましたが、白パンのこーでなら、この格好にメッセンジャーバッグを一つ下げて(防犯のためにジャケットの内側に下げるほうがいいかもしれません)ショッピングや街歩きにちょうどいいですね。

ジャケット JUNMEN
パンツ  JUNMEN
ポロシャツ ラコステ


グレージャケットとベージュのチノのコーデ

2013-08-19 00:59:40 | ライトグレージャケットの着こなし

ライトグレージャケットにベージュチノ。淡色同士の組合せゆえに決まれば洗練されたコーデになります。シャツにジャケットとパンツだけでもいいのですが、ブルーグレーの柄モノのストールを巻くと完璧なコーデになります。海外のトラベルウエアとしてちょうどいいのは、グレージャケットもベージュチノもともに他に相性のいいアイテムがたくさんあるコーデの万能選手だということです。これにネイビージャケットと色落ちデニム、白パンを持って行けばあとはシャツやTシャツのバリエーションで10日くらいの海外旅行はこなせます。もちろん初秋の外出着としても活躍します。ジャケット スティーブン・アレンポロシャツ バーバリーブルーレーベルパンツ バーバリーストール BEAMS light


ライトグレージャケットに色落ちデニムのコーデ

2013-08-18 09:37:22 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットに色落ちデニムパンツとくれば、インナーは白Tシャツでなく白のボタンダウンというのが定石のコーデのようです。これは、シャツとパンツだけのコーデでも様になる便利な着こなしなのですが、世の中にカッコよく着こなしているひとをあまり見かけないのは、色のバランスをとるのが難しいからだと思います。
ブルーデニムは通常の明るいブルーより「やや色落ちが進んだ」感じがいいようです。汚れ加工やダメージ加工のない明るいブルーの色味があるものを選ぶことです。
そしてシャツはボタンダウンシャツ。当然裾はタックインだからベルトが重用な役割を担います。イタリアンスナップの記事ではエルメスのベルトなどよく出てきます。バックルの存在感のあるベルトがよさそうです。



同じコーデをウォッシュアウトのデニムでやってみると、綺麗でまとまりはしますがかなりラフな感じになります。シャツは白無地のTシャツのほうがいいかもしれません。逆にデニムの色を濃い目にすると、ジレとかニットタイとかしたくなる雰囲気です。(真ん中が今回のコーデ)微妙な雰囲気の違いをご確認ください。)


ライトグレーとブルーデニムと白インナーのコーデはパーカーでもカーディガンでも応用が効く組合せです。ポイントは余計な柄や色をいれずに白の清潔さを生かすことでしょうか。
このコーデは海外旅行などもっていく服が限られる場でも活用できます。そもそもグレージャケットはチノにもグレーパンツにも白パンにもあわせられる便利な色です。これに色落ちデニムが一本加わればあらゆるシーンでの服装計画はカバーできそうです。

ジャケット JUNMEN ほか
シャツ 無印良品
デニム DEASEL CPカンパニー

グレーの濃淡の上下の着こなし(より濃淡の差がすくない場合)

2013-08-17 00:27:30 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットにミディアムグレーのパンツを合わせるコーデの続きです。前回はパンツやジャケットの雰囲気がラフであった場合、グラフィックプリントTでカジュアルな雰囲気をさらに強調しました。
今回はよりプレーンで品のあるジャケットにパンツも暗すぎないグレーです。Tシャツあわせなので、無地の白にしてしまうと、襟もない、パンツに色もないという淋しい状況になります。そこで控えめなグラフィックかレタードTをあわせるのがよさそうです。
シンプルなジャケットをシンプルなコーデで着るときによくみかけるテクが「襟立て」。襟のないシャツをインナーに着ているのだからジャケットも襟を目立たなくしてしまうという考えでしょうか。インナーにポロシャツを着たときなどは逆にポロシャツの襟を立てるというやり方も多いですね。
ベージュやライトグレーの夏ジャケットの多くは襟を立てたときの見え方まで工夫してデザインしてあるものがあります。
休日の家族との外食ディナー・映画などいつもしまっておきがちなグレージャケットを活用したいものです。そこでコーデに悩まずにグレーの濃淡。シンプルなTシャツというコーデを覚えておくと便利です。ちょっと淋しいかなと思ったら勇気を出して襟をたててみることをお勧めします。
ジャケット JUNMEN
Tシャツ バーバリーブルーレーベル
パンツ wht


グレーのジャケットの濃淡の着こなし

2013-08-16 00:06:00 | ライトグレージャケットの着こなし
モノトーンしか使わないコーデはうまく決まるとかっこいいです。図版はリジッドデニムなのですが原稿段階で写真を加工してグレーっぽくみせているようです。そこで、今回はあえて図版のイメージをお手本にチャコールグレー、ミディアムグレーのパンツをあわせてみます。
写真のコーデはコットンのジーンズタイプ(5ポケット)のパンツです。Tシャツのグラフィックも余計なカラーの入っていないモノクロームのものを選びます。靴だけが茶色というのはもはや常識。
グレーの諧調をうまく整えることがいかに大切かは、もう一枚類似コーデを掲載します。図版ほどのみごとなグラデーションになっていない点はご容赦ください。手持ちのジャケットの中で最も図版の色に近いグレーデニムのジャケットをあわせてみます。インナーのTシャツも黒い図柄の大きいものを選んであわせています。


もう一つは、グレーのコードレーンジャケットにグレーデニムのパンツです。全体に上下のコントラストが弱い感じになるのでインナーのTシャツに黒っぽいグラフィックのものを持ってきました。
ここでわかるのは、グレーの濃淡白のバランスにはあらゆるバリエーションがあるということです。

グレーのジャケットを買いにいって困るのは、自分の手持ちのものよりかなり暗いと思ったものが、実は持ち帰って比較するとほとんど同じであったりすることです。
そこで、グレーに明るいほうから
�シルバーグレー
�ライトグレー
�ミディアムグレー
�チャコールグレー
と名前をつけてみましたが、私のクローゼットには、シルバーグレーより明るいグレーやら
ミディアムグレーとライトグレーの中間みたいなグレーのジャケットが増えてしまいました。

かつてネイビーのジャケットにあわせるグレーウールのパンツを6本も買い集めてしまったことがあります。
結果的に生き残ったのは一番明るいグレーとチャコールとミディアムの中間のシックな都会的な雰囲気の
グレーでした。

さて今回のコーデ。グレーのニュートラルな雰囲気ゆえに、パートナーといく休日のショッピング、夕食、バーあたりまで広くこなせますね。これもネイビージャケットとグレーパンツ同様に、一つ定番のコーデをきめてしまうと毎回迷うことなく服が決まる便利な組み合わせなのかもしれません。

最初のコーデ
グレーデニムジャケット ルイヴィトン
Tシャツ  DIESEL ブラックゴールド
パンツ バーバリー(三陽商会)

二つ目
グレージャケット スティーヴンアラン (ユナイテッドアローズ)
Tシャツ ZARA
グレーデニムパンツ DIESEL ブラックゴールド 



グレージャケットにパーカを重ね着、インナーのTシャツのグラフィックを生かす着こなし

2013-08-15 00:16:48 | ライトグレージャケットの着こなし
今回の着こなしはジャケットの下にパーカーを重ねる。これそろ見飽きてくるかなと思いきやほぼ定番の着こなしになってきたみたいです。これも下に着たTシャツが重要な役割をはたしています。
各アイテムがみな無地のとき、中に着たグラフィックTがカジュアルなテイストを盛り上げていると思います。
写真では、ジャケットはミディアムに近い明るさのグレーです。写真では見えませんが後ろ見頃が何とニットになっている面白いデザインのものです。
パーカーは実はネイビー。ミッドナイトブルーに近いネイビーです。パンツはかなり色落ちさせたデニムです。
ジャケットのエッジを飾る役割のパーカー。グラフィックTの図柄が重用な役割を担います。もちろんジャケットやデニムの素材感もともに大事です。ラフな雰囲気をマリンっぽいイメージでまとめています。
おそらくここまでウォッシュアウトしたパンツは秋冬のイメージにはふさわしくないのでしょうが、白シャツ、パーカーという文脈の中で何か物語の始まりをかんじさせる雰囲気になっています。おそらく初秋のトラベルウエアとしてちょうどいいコーデではないでしょうか。

ジャケット タケオキクチ
パーカー ルイヴィトン
Tシャツ ルイヴィトン
デニム  DIESEL


スエット素材のカットソージャケットをシンプルにお洒落に着こなす

2013-08-14 00:07:18 | ライトグレージャケットの着こなし
春夏のジャケットで最近よく見るのはスエット素材などのカットソージャケットです。価格も手ごろで各ブランドで出していることから着ている人もみかけますが、ネイビーや黒は多いのですが、ライトグレーを上手に着こしている人が少ないと思います。
グレーだから何でもあうだろうと、手持ちのインナーやパンツをあれこれあわせてみて、どうもしっくりとこないというので、着ること自体あきらめてしまう人が多いのかもしれません。
これまでも見てきたように、春夏のコーデはアイテム数が少ないだけに色数を多く使う着こなしは失敗しやすいということを思い出しましょう。さらに、グレーを最も美しく見せるのは「白」と「黒」ということも
グレージャケットの着こなしで白のインナーは欠かせません。カットソーのジャケットなら素材感の違う、薄手の白Tシャツが一番でしょう。
毎回、同じクアトロッチのTシャツで恐縮ですが、これをもう5年近く愛用しているのは、なかなか後任がみつからないということもあります。スリードッツなど優秀なカットソー製品が出てきていますが、やはり光沢のあるイタリア製のTシャツに勝るものは無いようです。サンローランとかヨーロッパメゾンで無地白Tを出していますが、価格も高価だと二の足を踏んでしまいます。
とはいえ、きれいな白Tシャツ(おそらくは海島綿使用)は絹の光沢があって存在感があるアイテムです。これ一枚で合わせるアイテムを引き立てます。白無地Tシャツは数多く持っていますがこれに代わるものをもっと数多く持つべきだとコーデを考えるたびに思います。
カットソージャケット GAP
スキニ―パンツ ユニクロ
Tシャツ クアトロッチ
ベルト ルイ・ヴィトン


ライトグレーのジャケットに黒いリジッドデニムをあわせる着こなし

2013-08-13 01:46:30 | ライトグレージャケットの着こなし
細かいチェックの折柄の明るいグレーのジャケット。これを黒っぽいリジッドデニムにあわせると、どこかかしこまった感じになりますね。靴は黒いブーツをあわせて首に白っぽいストールを巻けば、初秋の装いとしては完璧ですね。
一口にグレーのジャケットといっても、秋冬のフラノやツイード、春夏のコードレーンやカットソー素材までいろいろです。ライトグレーはニットなどで女性がよく使う色ですが、ジャケットにしてみてもどこか優しい雰囲気になりがち。ハードなデニムやブーツとあわせながら、上半身はライトグレーの持つ優しさをリネンのストールで引きだしています。

ジャケット JUNMEN
シャツ JUN RED
デニム バーバリーブルーレーベル
麻のストール アルテア


グレーのコードレーンのジャケットをモノトーンで着こなす

2013-08-12 00:15:19 | ライトグレージャケットの着こなし
初夏でネイビーの次に持つべきジャケットはグレーのコードレーンだと私は思います。シアサッカーより早い時期に着られて秋口まで着られる。色合わせも楽ですしカチッとした雰囲気があって丈夫で長持ちします。細身の襟にタイプを選べば流行に関係なく長く着られそうです。このジャケットはユナイテッドアローズのトラッドカジュアルラインのスティーブン・アランのものです。
白グレー黒のコーデとなるとどこかに挿し色を使いたくなりますが、たまには靴に挿し色をもってくるのも面白いです。ハイテクスニーカーもいいですが黄土色のレザースニーカーでも挿し色としての効果は十分です。45歳以上のオジサンのカジュアルシューズはコンバースもいいけど、まずは焦げ茶のローファー。あとは黒の革のスニーカー、白のデッキシューズ次はこの黄土色の革の紐靴でしょうか。
ジャケット  スティーブン・アラン(ユナイテッドアローズ)
シャツ バーバリー・ブルーレーベル
パンツ ユニクロ スキニ―
靴 サントー二