音楽教室paragon 上原です
ウクレレレッスンやギター、ベース
ピアノのレッスン行っています
ウクレレは小さくて持ち運べて
歌の伴奏も、1人での独演も自由自在で
楽しめる楽器の一つです。
ジャンル問わずに楽しめるのは良いのですが
楽曲の流行り廃りに非常に左右されやすく
一時期のウクレレブーム時には
生徒さんがわんさかいましたが
今現在は潮が引くかの如く入会者が少なくなっています
またバンドブーム時には
ギター希望者も多数いましたし
キーボードも多種多様に売れていました
今は動画を中心に配信が主流になっていますが
コロナ禍での直接レッスンを避けた時期の影響も
ずっと尾を引いています
思うのは
何より原体験の少なくなった現代に
音楽がなんらかの行動と一致して覚えている生徒さんと
動画で知った曲を演奏したい
楽器を演奏派、と
曲を指定して
あの頃の自分に戻りたい覚えたい派
に分かれます
例えば
デパートで誰かの歌を生で聴いた、とか
体育祭や卒業式で皆で歌ったり覚えた曲がある、とか
好きな人と見た映画で使われていた曲、とか
音楽を聴くと同時に
風景が蘇る体験や経験をする機会が
どんどん減って来ているように思われます
動画では知っているが
実際にやってみたり自分が体験していない事は
記憶からどんどん削除されていて
知識としては知っているが思い入れは薄かったりします
熟年世代は
著作権が自由だった70年代やバブルの80年代の時期に
色々な音楽体験をしているので
勝手に使用されていた曲を行動と共に音楽も覚えていたりします
バブル期にハワイによく行っていた方は
ハワイアンをよく知っているし
大型レジャー施設等で流れていた流行歌とか
CMソングとか
ラジオ全盛の70~80年代の曲は誰もが知る曲ばかりでした
今は動画配信等で
自分の好みばかり流れて来るので
違うジャンルの名曲や
興味をそそって来る新しい味の音楽は
よほどのことが無い限り聴く機会を逸しています
なので
原体験が豊富で曲をたくさん知っている人は
ウクレレで弾きたい曲もわんさかリクエストするし
童謡から演歌やら、フォークソング、洋楽まで
生活の中でなんらかの曲が自由に使用されて
刷り込まれていたりします
言いたいことは言うし
やりたい事も自分の意思で自由に行う事
もっと外に出て知らない風景と知らなかった音楽をたくさん聴いてみて欲しい
と言う事
実践してみてください。