間合い それは生き抜くためサ

オレは　この港の　風来坊

今朝はまぁ　日の出前から

風に波　雨もパラパラ　いぅに

またヤツが　懲りもせず

オレんとこの　シマ

魚おば　釣りに　きゃぁしたゼ

こんな天気　だってのに

ヤツは　鼻歌交じり　♬

アミエビ　炒った米ぬか　他

パン粉　砕いたイカフライ(お菓子)

ほォ　撒きエサ　改善して　きおったナ

針エサは　ザリガニか

　(コネたら、肉団子にそっくり(#^^#)

しかし　またも　つ・れ・ず～

海の水　まんだ　冷てェからナ

ってことは　オレにも　分け前なしか…

ムムッ　ヤツ　こっちを見てやがる！

んだっ　コラ　

オレは　見世物じゃぁ　ねぇ！

って　おっ！　あれは　米の飯…

フン　なめんなよ！　腹は　減ってるけど

人間の手から　おこぼれ　もらうほど

落ちぶれちゃ　ねぇんダ

おっ　ヤツも　それが　分かったか

飯　地べたに　置きやがった

うっ　美味そうじゃぁ　ねぇか…

うめぇ　久しぶりの　米の飯だぁ！

あっ　コラ！

舌なめずり　撮りやがったナ

あばヨ　

次もちゃんと来て　釣れなくても　

飯　おごるんだゼ

その時まで　ツラ　覚えといてやらぁ

その間合い　嫌いじゃないゾ

これからも　生き抜けっ