昨日は名古屋市で30度を超える真夏日だったとのこと。
どうりでビールがいつもより美味しいと思ったもん。
ここまで暖かくなってくると、魚たちも元気に泳ぎ始めるということで。
大物を釣るチャンス!
ということで、また釣りに出かけてきました。
行き先は知多半島南端。
狙う獲物はアオリイカ、あわよくばクロダイ、セイゴ!
最初の堤防では、南東の風が強く、エギを投げても流されるばかり…。
ここでは釣れないと早々に場所を変える。
しかぁし、タダで撤収するわけにはいかない。
ちょうどこの日は大潮の干潮過ぎで、テトラの一番下まで行ける!
そこで、漂着してしがみついていたワカメをひと株ゲット。
ちょっと育ちすぎてゴワゴワしてるけど、味噌汁の具にはなるでしょう~。
続いて2カ所目の港へ。
平日だったこともあって、釣り人は近所の小父さんらしき人のみ。
堤防の先端からエギを投げる。
何度も投げる。
すると…。
ガリガリッガッコ~ン!
やった!じゃなくて。
リールのローター(くるくると回転する部分)がぁ、はずれたというか壊れたぁ!!
今年はいろいろとアイテムが壊れる。
どれも長年使ってきたモノばかりだからしょうがねえんだろうも。
このリール(ダイワのジュピター2500)、もとはと言えば10年以上前、港の海底に沈んでいたモノを拾って再生させたもの。
海水にまみれていたはずなのに、油を差したら調子が良くなったので、今まで使い続けてきた。
しかぁし、エギングは投げたり巻いたり投げたり巻いたりの動作が、他の魚釣りよりも激しい分、リールの寿命を縮めたのかも。
リールが故障したので、この日のエギングは終了。
エサ釣りに変更して、大物を狙うことに。
この港から去る間際、さっきの小父さんから声をかけられる。
小父さん 「なんか釣れたけぇ。イカ釣りにきたの?」
あっし 「はい~。でも、全然アタリすらないし、リールが壊れたので、場所を変えます~。」
小父さん 「そうかい。わぁしィはアイナメが釣れた。」
あっし 「それは良かったですね!」(足早に去ろうとする。あちきは早く次ぎの港に行きたいんじゃあ。)
小父さん 「まぁ待ってぇ。こんなサイズのアイナメ久しぶりに釣ったで、見たってぇ~。」
と見せてくれたのが、30センチになろうかというアイナメ。
あっし 「おお!これは良い型じゃないですか!良かった良かった。どうやって食べるんですか。」
小父さん 「こんだけ大きゃなぁ刺身だの。行くんなら、こっちの通りを行くといい。」
小父さんありがとう。
さぁて、頃合いは夕暮れ。エサも買った。
いつもの港で、探り釣り(ウキなどつけず、エサの重み+少々のオモリで自然にエサを落としていく)を始める。
大潮の夕まづめ(日暮れ時。魚がエサをパクパクと食べる時間)とあっちゃあ、期待は高まるゥ。
すると…。
まずは15センチほどのカサゴゲット!
これは幸先が良いではないかぁ。
ひとまず唐揚げになりそうなのでキープする。
続いて。
ガック~~ン!!!
久方ぶりに味わうアタリがきたじゃああ~りませんか。
それも、お、お、重い!!!
もうドキドキしながら、でもバラさないように糸を張り気味にしてリールを巻いて巻いて~。
なんと、30センチを超えるアイナメ!!!
クロダイでもセイゴでもないけど、大物にはちがいねえ!
釣り人いわく「ポン級」クラス。
ポン級とは、30センチを超えるアイナメのこと。ビール瓶に似てるので、一本二本の数え方に由来する。
あまりに重すぎて、竿先のガイド(糸を通す穴)が折れてしまう。
しかぁし、久しぶりの大物に気が大きくなってる私。
次、次いこうじゃねえか!
釣ったアイナメは、早々に締めて血抜きをする。
その5分後。
またまたガック~ン!!
またまたポン級のアイナメ!
いやあ、この港でポン級のアイナメ二匹をゲットするのは初体験なのです!
その後、雨が降り出し、風も少々強くなってくる。
ハハハ、今のあちきには関係ないね!
しかし、その後はアタリに恵まれず、靴やズボンがびしょ濡れになってきたので納竿。
この日一番最初に釣ったカサゴは、一匹だけだったのでリリース。
老練なリールが壊れ、竿のガイドもやられた。
でも、人生初サイズのアイナメを二匹も釣り上げたから良しとしよ。
アイナメは、小父さんに倣って刺身にしました。
さばくのに苦労したけどさ!
壊れた竿先は、釣り具店へ修理に出す方法がありますが、新しい竿が一本買えるくらいの代金なのです。
そこで、今回は自ら修理してみました!
ライターでガイド中の竿破片を焼き切った後、瞬間接着剤でとめます。
今回は、その上に裁縫糸をぐるぐる巻いて補強。
さあて、あとは本命を釣り上げるのみ。
待ってろよ。アオリイカよ!
個人的にも甚だしい釣り日記を読んでいただいた貴方、ありがとう。
今後の展開に請うご期待!