JUN ROAD Ⅲ ~ラテン系半島人~

アナタがかつて 描いた「その日」共にHuntしてまいりましょう !

30センチ越えアイナメ釣る!!!

2015年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は名古屋市で30度を超える真夏日だったとのこと。

 どうりでビールがいつもより美味しいと思ったもん。


 ここまで暖かくなってくると、魚たちも元気に泳ぎ始めるということで。

 大物を釣るチャンス!


 ということで、また釣りに出かけてきました。

 行き先は知多半島南端。


 狙う獲物はアオリイカ、あわよくばクロダイ、セイゴ!

 
 最初の堤防では、南東の風が強く、エギを投げても流されるばかり…。

 ここでは釣れないと早々に場所を変える。

 しかぁし、タダで撤収するわけにはいかない。

 ちょうどこの日は大潮の干潮過ぎで、テトラの一番下まで行ける!

 そこで、漂着してしがみついていたワカメをひと株ゲット。

 ちょっと育ちすぎてゴワゴワしてるけど、味噌汁の具にはなるでしょう~。


 続いて2カ所目の港へ。

 平日だったこともあって、釣り人は近所の小父さんらしき人のみ。

 堤防の先端からエギを投げる。

 何度も投げる。

 すると…。


 ガリガリッガッコ~ン!

 やった!じゃなくて。

 リールのローター(くるくると回転する部分)がぁ、はずれたというか壊れたぁ!!

 今年はいろいろとアイテムが壊れる。

 どれも長年使ってきたモノばかりだからしょうがねえんだろうも。

 このリール(ダイワのジュピター2500)、もとはと言えば10年以上前、港の海底に沈んでいたモノを拾って再生させたもの。

 海水にまみれていたはずなのに、油を差したら調子が良くなったので、今まで使い続けてきた。

 しかぁし、エギングは投げたり巻いたり投げたり巻いたりの動作が、他の魚釣りよりも激しい分、リールの寿命を縮めたのかも。

 
 リールが故障したので、この日のエギングは終了。

 エサ釣りに変更して、大物を狙うことに。

 この港から去る間際、さっきの小父さんから声をかけられる。

 
 小父さん 「なんか釣れたけぇ。イカ釣りにきたの?」

 あっし  「はい~。でも、全然アタリすらないし、リールが壊れたので、場所を変えます~。」

 小父さん 「そうかい。わぁしィはアイナメが釣れた。」

 あっし  「それは良かったですね!」(足早に去ろうとする。あちきは早く次ぎの港に行きたいんじゃあ。)

 小父さん 「まぁ待ってぇ。こんなサイズのアイナメ久しぶりに釣ったで、見たってぇ~。」


 と見せてくれたのが、30センチになろうかというアイナメ。


 あっし  「おお!これは良い型じゃないですか!良かった良かった。どうやって食べるんですか。」

 小父さん 「こんだけ大きゃなぁ刺身だの。行くんなら、こっちの通りを行くといい。」

 小父さんありがとう。


 さぁて、頃合いは夕暮れ。エサも買った。

 いつもの港で、探り釣り(ウキなどつけず、エサの重み+少々のオモリで自然にエサを落としていく)を始める。

 大潮の夕まづめ(日暮れ時。魚がエサをパクパクと食べる時間)とあっちゃあ、期待は高まるゥ。

 すると…。

 まずは15センチほどのカサゴゲット!

 これは幸先が良いではないかぁ。

 ひとまず唐揚げになりそうなのでキープする。

 
 続いて。

 ガック~~ン!!!

 久方ぶりに味わうアタリがきたじゃああ~りませんか。

 それも、お、お、重い!!!

 もうドキドキしながら、でもバラさないように糸を張り気味にしてリールを巻いて巻いて~。


 なんと、30センチを超えるアイナメ!!!

 


 クロダイでもセイゴでもないけど、大物にはちがいねえ!

 釣り人いわく「ポン級」クラス。

 ポン級とは、30センチを超えるアイナメのこと。ビール瓶に似てるので、一本二本の数え方に由来する。

 あまりに重すぎて、竿先のガイド(糸を通す穴)が折れてしまう。


 しかぁし、久しぶりの大物に気が大きくなってる私。

 次、次いこうじゃねえか!

 釣ったアイナメは、早々に締めて血抜きをする。


 その5分後。

 またまたガック~ン!!

 またまたポン級のアイナメ!

 いやあ、この港でポン級のアイナメ二匹をゲットするのは初体験なのです!

 

 
 その後、雨が降り出し、風も少々強くなってくる。

 ハハハ、今のあちきには関係ないね!


 しかし、その後はアタリに恵まれず、靴やズボンがびしょ濡れになってきたので納竿。

 この日一番最初に釣ったカサゴは、一匹だけだったのでリリース。


 老練なリールが壊れ、竿のガイドもやられた。

 でも、人生初サイズのアイナメを二匹も釣り上げたから良しとしよ。

 

 
 アイナメは、小父さんに倣って刺身にしました。

 さばくのに苦労したけどさ! 






 壊れた竿先は、釣り具店へ修理に出す方法がありますが、新しい竿が一本買えるくらいの代金なのです。
 そこで、今回は自ら修理してみました!


 ライターでガイド中の竿破片を焼き切った後、瞬間接着剤でとめます。

 今回は、その上に裁縫糸をぐるぐる巻いて補強。

 
 さあて、あとは本命を釣り上げるのみ。

 待ってろよ。アオリイカよ!


 個人的にも甚だしい釣り日記を読んでいただいた貴方、ありがとう。

 
 今後の展開に請うご期待!

 

 
 

 











未確認物体を釣る!?

2015年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム


 先月の連休前、再びアオリイカを釣りに知多半島へ出かけてきました。



 当日は、風も穏やかで潮目もくっきり。この時期、アオリイカは産卵のため、岸近くにある藻の周辺に寄ってきます。

 それを、エギで釣る!

 しかぁし…。

 
 藻が多すぎる!!!


 これでは、エギが藻に引っかかるではないかあ。

 案の定、一本失ってしまいガックリ。

 アタリらしきものは、何回かあったのに…。

 親イカを釣るのは難しいのですが、釣れた時の小躍りワクワクを目指して、これからもチャレンジします。



 日が暮れた頃、場所を堤防から港に移動。


 港内を丁寧に探っていきます。

 すると・・・


 竿先にずっしりと何かがアタリが!

 これは、ワカメでも藻でもない生き物のアタリ。


 き、きたぁ!とうとうアオリイカがきた~!

 しかし、竿先はしなるばかりで、アオリイカが逃げようとするアクションが伝わってこない・・・。

 変だな~と思いつつもリールを巻く。


 すると・・・


 んじゃこりゃあ~!!!


 


 な、なんなんだこの生き物は!?

 イソギンチャクでもないし、ムニョムニョ動いているから確かに生き物なんだけど。

 
 ひょっとして、アメフラシ?


 それにしても、グ、グ、グロい!!!

 
 エギの針もすっかり飲み込まれている~。


 仕方なしに、プライヤーで針を引っこ抜きます。


 い、痛え、痛えじゃねえか!!!


 アメフラシ氏がそう言って、一層ムニョムニョ動きます。

 
 悪戦苦闘の後、なんとか針がとれる。

 でも、これってどうやって逃がすの!?


 足で蹴るのはさすがに心外だろうなあ。

 幸いにも、近くに竹棒が転がっていたので、ちょいと拝借してグイグイと押す。


 アメフラシ氏は、ジャッポ~ン!!とけたたましい波しぶきを上げて、海底へと沈んでいったのでした。

 あ~あ、釣れねえなあ、本命は。

 ここまでくると、自分のテクニックに自信がなくなってくらあ。



 ※ 後日、初心に帰り、同じ場所でゴカイをエサにウキ釣りしたところ、セイゴ・メバルが大量に釣れました。
   やれやれ。