昨晩
件の ご住職と 語らう
テーマは 人の死
元々 ご住職には
近々 発行する 通信にて 掲載する
対談を 依頼していた
ゲラを持参したところ
ご住職 語り始める
つい先日
葬儀にて 読経を奉じた その人は
人知れず 亡くなっていた…
当時 ご家族は 彼の音が 止んだ時
本人は 休憩している
そう 思われた
ところが
お昼になっても 戻らないので
見に行った ところ
眠るように 亡くなっていた…
警察 検視 を もってしても
その原因は 分からず…
いわゆる 突然死 である
かつて ご住職自身も
不意に 魂を 持って いかれそうな
体験をされた…
「こう…横になったら急に、床下が抜けるっていうか、
自分の体が地に落ちてく感覚に襲われたんだよネ」
「僕はその時、一瞬『死』がよぎった。それで、マズい!
って思ったら目が覚めたんだ…」
その話を聴いて
僕も ある体験が 蘇った
郷里の冬 かまくらを作り
その中に入った その瞬間
耳の奥から 空気を 吸い取られる 感覚
外は 仲間たちの 歓声で
騒々しいはずなのに
そこは 静寂を 通り越した
無音
あぁ これって
死ぬって こんな感覚なんじゃないか…
ここで ご住職
ある僧の 話をくださる
その昔 一休という 禅僧がいた
休とは にんべんに 木と 書く
つまり 人が 木になる
木は じっと動かず
そこに 何百年 中には 何千年と
佇む
木も 葉脈や幹 根から 養分を得て 生きてはいる
一方 動かないので
休んでいる 死んでいる ようにも 見える
かの禅僧は 生きながら 死を
常に 意識していた のではないか…
それは 無我の境地
または 人が寝ている 状態と似ていると
僕は 返す
人は 寝ても
いつか 自分は 「必ず」 起きる
そう 確信を 持っている
一方
寝た状態は 死に近いのでは…
寝たまま その人が 「起き」なければ
それは 死 と同じでは…
ご住職は 何度も 頷かれた
僕は 仕事柄
これからも 様々な 死に 立ち会っていく
その場では
おそらく 様々な人が
その人の 死を 悼み
自身を 納得させる 納得できる
答えを 見出そうと するだろう
僕は…
実は 科学的にも 裏付け困難な
見えない 死がある
原因が 分からない 死がある
それが 分かる ようになってきた…
それを
人に 分かりやすく 伝える術は
いまだ ない…
僕の 努めは まだまだ これから
留まるくらいなら 飛びだしゃいい! ♬💃♬
B'z ~ さまよえる蒼い弾丸 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO
いい問答でしたねッ!<m(__)m>
人は、いつかは死にます。
でも、それをいつも思って居ては、人生
の希望や灯りは見えて来ません。
「生かされている今の人生を後悔しない
よう精一杯楽しむ。」これが私の今の
信念です。ヽ(^。^)ノ
生きているって、素晴らしいですねッ!
貴殿も私も、人生を楽しみながら全うし
ましょう。
では、また。(^O^)/
ご住職との問答は、いつにもまして重かったデス…。
ご住職は普段、ニコニコしながら僕の話をウンウンと聞いてくださることが多く、ご自身から発することは多くないんです。
死というテーマは、生きている限りついて回ります。
明解な答えは、なかなかありませんが、これからもボチボチ考えてまいりたいと存じています!