『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

0歳から100歳までの学校

2021年12月14日 | 『自由の哲学』
今日、出会った人は、
70歳くらいのマダム…というか、
100年くらい山で生きておられるように見える、
森の学校(4月から開校予定)を準備中の、
着飾らない先生。先生って言っていいのかな?

神戸から1時間の山奥で、
木を伐り、竹を切り、畑にして、
いい顔をして暮らしておられる。
農業と学びの小さなコミュニティ。

飼い主がオープンなせいか、
犬だって吠えない。
勝手に入ってくる初対面の私に
「遊んで遊んで~~!」と駆け寄ってきた(^^)。

この空気感、馴染むわ~~。
人間の営み、っていう感じがする。

おもしろいのが、「学び」の捉え方。
時間割があって、何かを教えてもらうのではなく、
関心のあることに自主的に取り組む方式。

何かの役割を選ぶことから始めて、
自分から動ける力を育てる、だとか。
だから、対象年齢が、
0歳から死ぬまで、なんだね。

何人かの地元の年配の男性たちが
開墾作業などを一緒にしておられるらしく、
その人たちのことを「5G(ファイブ・ジー」
なんて呼んでるから、爆笑してしまった。

自分から動ける力。
これを身に付けることが「学び」の目標か~。
またまた『自由の哲学』と重なるな。
シュタイナーと全然関係ないところで、
それを体現しておられる方に出会う喜び。

ワガママに動きたい時もあっていいし、
コミュニティのために尽くしたい時があってもいい。

ワガママに動くことばっかりだと、
コミュニティが成り立たないし、
滅私奉公ばっかりしていたら、
自分が成り立たない。

いい塩梅を自分でその都度決めて、
自分に従う。

「メインストリームの学校や、ふつーの企業は
ちょっと自分には合わないな~」って思う人が、
それを選ばなくても暮らしていけるような
そんな場があっちこっちに出来て、
個性を生かせるような育ち方が出来ればいいな。

「そんなことしたら、世の中で生きていけない」
って、思われそうだけど、
世の中は、軍隊みたいに一色じゃない。
いろんな色で居られる居場所があることで、
メインストリームで生きる人だって豊かになれると思うな~。

なんか、これも一元論で考えたら、
対立項じゃなくて、
普段はこっち、たまにあっち、
みたいに、自分のペースで使い分けてもいいわけだし。

3年に1回、絶対に事故を避けたい大人がリードする
臨海学校とか林間学校とかに行くより、
多少ケガするのもアリで、好きな時に身体動かして学び、
好きな時に頭使って思い切り学べる。

うん。
それが出来たら、なかなか豊かになれそう。
めっちゃいいじゃん。

興味のある方はご連絡ください。


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