『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

バイオグラフィ・ワーク②人生を3段階に分けると

2021年03月17日 | 神戸シュタイナーハウス
人間は生まれてから死ぬまで、
どのように成長・変化していくのか。

20代から40代ってどうしてこんなに大変なのか。
「50を越えたらラクになる」と
いろんな先輩が言っていたけどそれは本当か。
老いる事はマイナスなのか。

年を重ねてしかできないことは何なのか。
今の自分は人生全体から見たらどんな課題に取り組む時期なのか。
自分は何をするために生まれてきたのか。
自分の人生を貫く背骨は何なのか…。

人生の謎はきりがありません。

自分の人生の謎を解くヒントを求めて、
バイオグラフィ・ワークに取り組みました。

→1回目はコチラ

目次

  1. 人生は大きく3つに分けられる
  2. 3つの時期をいろんなものに例えると
  3. 見えないものを視野に入れ

人生は大きく3つに分けられる

一緒に学んで行くメンバー8人で
「出会いのワーク」をした後は、
いよいよ人生全体を俯瞰的に捉える視点を学んでいきました。

山型の「生物学的発展曲線」と、
U字型の「霊的曲線」とを見ながらのお勉強です。

大枠だけ描くとこんな感じ。


赤で示した生物学的曲線は、
言うまでもなく、生まれたところがゼロ地点。
立って歩いて、35歳くらいが
肉体を自由に使えるてっぺんで、
そこからまた下降線をたどり、
肉体的な死の時に再び着地。

それに対して青で示した霊的な変化を示す曲線は、
生まれた時がてっぺん、
35歳くらいでもっとも地上に降りて来て、
死ぬ時にまた天に昇っていく。

この2本の線が交差するのが大体21歳と42歳。
この重なりを境にして、
人生を3段階に区切ってみたらどうなるか。

21歳までが「受肉のプロセス」、
21~42歳が「交流(交換)する時期」、
42歳以降が「離肉のプロセス」、となる。

人生をそんな風に俯瞰する見方をご紹介いただきました。

3つの時期をいろんなものに例えると

もうちょっと3つの時期を詳しく見てみたくて、
自分でもバイオグラフィについて書かれた本を
いくつか読んでみました。
どうも人生はいろんなものに例えられそうです。

たとえば、21歳までは「受け取る時期」。
自分のことで精いっぱいだったとしても、
周りが自分を育ててくれます。

21~42歳までは社会の中で揉まれながら戦う時期。
どんな仕事をするのか、どんな家庭を作るのか、
または一人で生きていくのか、
現実にぶつかりながら社会人として
ゼロから自分の道を作り上げていく大変な時期。
精神的な事は影を潜め、
現実世界が目の前の大きな課題として立ちふさがります。

そして42歳からは「与える時期」。
社会の中で自分の居場所や、個性、
歩いて行きたい道が少しずつ見えてきます。
肉体的には衰えてきて、
今度は精神的な成長が課題になってくる時期。

これを季節に例えると、
21歳まではぐんぐん育っていく春。
21歳~42歳がもっとも特徴が出て花開く夏。
42歳からは花は落ちて実ができ、種を残す秋。
ついでに冬は、大地に落ちて種とともに眠り、
新しい春を待つ、というイメージ。

呼吸に例えるなら、
頂点の35歳ごろまでは吸う時期。
新鮮な空気をいっぱい吸い込んで、
外にあるものを内に取り込んでいきます。
対して35歳以降は、息を吐く時期。
自分の中に取り込んだものを、
今度は外に向かって与えていく状態に変わります。

おもしろいなぁ!

一日に例えるなら…
モノのライフサイクルに例えるなら…。
そして、42歳以降、

精神的に成長していくために必要なことは…?

続きはこちら



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