何年か前、ウチに杜仲の木を植えて、
そのうちお茶を飲もう、と思ってました。
杜仲の木って、
恐竜が絶滅した氷河期にも生き延びた、
すんごい強い子なんですって。
その強さは、令和の子にも引き継がれています。
春先から秋口までのたった半年で、
短く切り詰めた樹から伸びた新芽が、
屋根の上まで、3m以上、
まっすぐ成長するという驚き。
「んなわけないでしょ」と思うでしょうが、
百聞は一見に如かず。
ほら! ね?
すごい!
この枝が、何本も真っすぐ真っすぐ
天を目指して伸びるのです。
あまりにも真っすぐ伸びるので、
1本切らずに残してます(^^)。
他の枝は、台風前に切って収穫。
葉っぱのサイズは、
手のひらサイズから顔サイズくらいまで
日のあたり具合によっていろいろです。
枝を切って、立てかけておきます。
日が当たると、半日で乾き始めたので、
枝から葉っぱをちぎって収穫。
枝からプツプツ外す感覚も結構好き。
いったん洗って、適当な枚数ずつ束ね、
天日に干してゆっくり乾くのを待ちます。
農家のヨメ気分~。
もらってくれそうな人の顔を思い浮かべながら。
リアルに私をご存じの方で、
「もらってやるぞ~」という方はご連絡ください。
野菜と違って、別に何の世話もせず、
格別メンテナンスもしないのに、
毎年、きちんと出来てくれる杜仲ちゃん。
ありがとう!
思い返せば、
ワラビ採りとか、タケノコ掘りとか、
めっちゃ好きだったな~。
ツクシも、ハカマ取るのも大変だし、
他においしいものいっぱいあるけど、
採るのはすごい楽しかった。
世界の人口を賄うためには、
いろんな知恵を絞って、
食料をいっぱい作らなきゃいけないから、
工場で野菜作ったら、AIで管理したら、
収穫量が調整できるんじゃないか、
っていう発想にも、ありがたくすがるけど。
山菜みたいに、
まさに自然が分けてくれるものを
来年もいただける量、食べ尽くさない量を、
ありがたくいただく、という意識を思い出した、
杜仲の収穫作業でした。
合掌~。
▼本日のフォルメン 43/100
単純な形の方がゆっくり心を感じられるのに、
適当にサラサラッと描いてしまいがち。
全身全霊で動いてみるつもりなのに。
そりゃ、描けるさ。
目的はフォルメンの作用を感じること。
それで自分を起こして役割を果たすことなのにな。
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