『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

おやおや、手仕事族が増殖しているよ

2022年03月02日 | 手足を使う日々
最近、仕事から帰ったら、
家に中学生がわちゃわちゃいます。
自分の部屋では狭いらしく、
リビングで布や糸など、材料を盛大に広げ、
フエルトでマスコットを作っています。

受験が終わった人たちが、
まだ行先が決まっていないクラスの仲間に、
プレゼントをするそうで。

というのも、なんか私の手仕事が止まらなくなって
それが、中3の子どもにも伝染して、
「フエルトと刺繍糸ちょうだい」と。

材料の箱を渡したら、
ネットでイラストをあれこれ見て、
「うわ、コレかわいい!」と、
願掛けダルマを作っていたのでした。

願いが叶った時に目を入れるために、
片方は白目になっているという芸の細かさ。
胴体部分にも「勝」の文字が刺繍してある。
裏側も「Catch your dream」って刺繍。



ビックリするわ。
いつの間にそんな器用さと持続力が
身についていたんだか。
それが、5日ほど前。

そして3日前。
夕方、仕事から帰ったら、
中3女子が4人、「おじゃましまぁ~す」と、
フエルトをちくちくやっていた。

これがまた細かい!!!
めっちゃちっちゃい。
親指くらいのサイズで、
願掛けダルマがコロコロと。

そして今日は7人。
おいおい、増殖しているぞ。
初めて名前を聞く子もいれば、
小さい頃からよく来る子もいる。
みんな、同じクラスの女子だそーな。

食事の用意をしていたら、
その様子が漏れ聞こえてくるんですが、
レベルが低すぎて笑える。

「うわ、玉止めできひーん!」
「や~~ん、糸が縺れた~~」
「ちょっと、針に糸通してよーー!」
「上と下のサイズが合わなくなってきたーー」
などなど。

よく、これで
「クラスみんなの分のマスコットを作ろう」
っていう話になったな~(^^;)。

「いいクラスだったんだね」と言えば、
「そうなんです」だって。平和だ。
なんか、わちゃわちゃ楽しそう。
マスクしてて、顔がちゃんとわかんないのが残念。

ウクライナにもロシアにも、
こういう子どもたちが、
普通に暮らしていたはず。

KーPOPの話をしてるかと思えば、
「私は“月の光”が好き。知ってる?」と
スマホでみんなに聞かせる子もいて。
同調圧力もそんなになさそうなのがいい。

子どもが「あ、それママ弾けるで!」と言うので
「ん? 弾こうか??」と弾いてみる。
親が出て来るの、イヤじゃないんかなぁ?

「あのっ、感動しました!」
ってカワイイことを言ってくれる。
私もちょっとふざけて、胸に手を当て
「ありがとうございました」と、
舞台のようなお礼を述べてみた。
まぁ、ヘボい演奏でも、生ピアノの音っていいよね。

そこから先は、
習ってた子は、弾けるものを。
そうでない子はねこふんじゃった大会(^^)。
なんでアレは誰でも弾けるんだろうね??

高校でみんなバラバラになってしまうと思うと、
中学時代の最後のひととき、
友だちんちで一緒に何か作ったり、
ピアノ弾いたり歌ったり、
わーきゃー言って遊んだことって、
きっと、後から懐かしく思い出すだろうな。
私もそうだもの。

そして、マスコットは
玉止めできなくても、糸縺れさせても、
針に糸通せなくても、まつりぬいできなくても、
それぞれ、自分に出来る事はやっているらしく、
少しずつ出来上がっていってる。

卒業&受験まであと10日ほど。
みんな、がんばれ~~(^^)/。




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