『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

玄関の一角で春を迎える

2022年03月01日 | 手足を使う日々
今日、急にお客さんが来られることになりました。
子どもは来るけど、大人は久し振りでうれし~。
ウチでは週末に1回だけ掃除するので、
月曜日は比較的大丈夫な日です。ホッ(^^)。

あちこち片づけようと思ったけど、
あんまり恰好付けても、どうせバレるし、
普段どおりでいいや、と思った時、
ひとつだけ気になったところがありました。

玄関です。

大掃除の時、玄関の棚に、
俳句をかける場所を作ったんですが、
その句が、まだ正月でした…おいおい。

正月の子どもになってみたき哉 一茶

っていう句。

これ、お茶目で好きだったんですけど、
さすがに3月になろうとするのに
コレはないな、と。

20年ほど前。毎日一句ずつ、
好きな句を鑑賞して文章にしてたのね。

1000句以上、味わってみた。
何を書いたのか、すっかり忘れてるけど。
歳時記に小さくチェックしてるのが、
その時に取り上げた、好きな句

久しぶりに歳時記を見たら、
響く句がいっぱい増えてて、びっくり。
前に好きだった句と、今好きなのと、
ずいぶん変わってる。
年を重ねるって、悪くないわ~。

3月と言えば、芭蕉の「雛の家」かな?
とか思いながら、歳時記をパラパラしてたら、
目に付いたのが、「あ~、コレね!」的な、
教科書で見たような句。

梅一輪 一輪ごとの 暖かさ 嵐雪

これ、どー考えても2月だよね(^^)。
でも、いいの。

季節をちょっと先取りみたいな、
粋なお約束は、この際、追求しません。
今の季節感、自分の実感と
ピッタリフィットしてるものを掛けて楽しめるのが、
自分で飾る贅沢ってもんです!

と、ちょいと伝統無視気味ですが、
なかなか、実感できません?
梅もぽつぽつ咲き始めているし、
春も、寄せては返す波のようだし。
…んで、花粉症も始まるし(T‗T)

梅一輪 一輪ごとの 暖かさ 嵐雪

コピー用紙を3つに折って、
ちゃちゃっと筆ペンで書いただけですが、
1月の句があるのと、コレがあるのとでは、
玄関の空気感が違う。

棚の上には、
チビおひなさまも飾りました。
何も置かないのはスッキリしてていいけど、
あったらあったで、楽しみが増えますね。



いや~、人が来てくれると、
客観的な目でまわりが見えていいわ~。
自分で暮らしてるところに観光客が来ると、
いつもの町が急に新鮮に見えるような感覚。

みなさ~~ん、
今日はありがとうございました。
また来てくださーーーい。



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