『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

自分で感じるのをサボる

2022年01月09日 | フォルメン
小さな紙に、直線を数本描いてみる。
いろんなパターンを50種類くらい描いてみる。

50種類も描けるのかわかんなかったけど、
とりあえず、コピー用紙の裏に描き始めた。

20枚くらいは
全体のバランスを考えて、描こうと思った。
30枚くらいになると、
無造作に線を重ねるだけじゃなくて、
その線の重なりに
「希望」とか「停滞」とか、
イメージを感じるようになった。

そこで、コピー用紙がなくなり、
コタツから出るのがおっくうで、
36枚でいったん中断。

そこから、また、
一日おいて描き始めたけど、
なんか、面倒くさくなってしまって。

面倒なのは描くことじゃなくて、
それを真摯に感じること。
描くだけなら無造作に描けるけど、
それを「感じる」のがおっくうで。

何か、
気持ちを整えてからでないと、
ちゃんと感じることに向かえない。

心を静かにしないと
「この線に何を感じるか」を、
キャッチできない。
その「静かにする」ことは、
心を整えないと難しい。

どれがキレイとか、
これは気持ち悪いとか、
その程度は感じられるんだけど、
そこから先が受け取れない。

この「受け取る体制が整わない感じ」は、
「美術館でタグを見ないで
直接、生身で絵に向き合う感じ」の
気持ちの在り方と、ちょっと似ていた。

普段だって、きっと、
快・不快だけで反応しちゃってて、
その先をちゃんと見ることを
怠ってるんだろうな。

ということに気付いた、
直線50枚という課題でした。



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