『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

舞台が変われば、見える事も変わる

2020年08月04日 | 考える日々


先日、先生のギリギリの決断で、
ピアノの発表会が行われました。

収益を上げなくてもいい舞台を
どんな形ででもやる、という事が、
こんなに大変なんだったら、
舞台人、劇団員は、どうやって生き延びているんだろう。

舞台人じゃないけど、フリーランスの私は、
…貯金がヤバいっす。
今まで働いた分が、いつまで持つのやら。
そろそろ仕事、作らなきゃ。

そう考えた時に、思うんです。
仕事がリセットされたのは、
今こそ、「自分の仕事」を見つけて挑戦しろ、
っていう事じゃないのか、って。

職業という意味ではなく、
自分だけに与えられた仕事。
それって何だろう。
いい年して、そんな事も曖昧です。

「自分の仕事って何?」と原点に戻ると、
そこから自分の大点検大会が始まり、
惰性でやっていたあれこれを見直し、
できると思っていた事、やってきた事を点検し、
その都度、自分のヘタレ具合を見つけ…。

自分で一番萎えるのは、
やれない時にはめちゃくちゃやりたかった事が、
時間が出来た今、
今度は怖気づいてやれてない事。

本丸だと思えば思うほど、そこで失敗したくない。
この年になってゼロリセットしたら、立ち直れなさそうだから。
やらなくても誰も文句を言わないし、
怠惰と暑さも重なってぐだぐだ。
あ~~~。

そんなガッカリな自分とつきあいつつ、でも、
「強い人だけに生きる価値がある」とは思えなくて、
弱い私の役割ってものも何かあるに違いない、と思う、
かわいげのない私(^^;)。

弱さに安住したい、という意味ではない。
意志の鍛え方や、弱さの乗り越え方、
弱くても生きていける、ズルくない方法を編み出せるのは、
弱い人だけだもんね~だ。
乗り越えるなんて無理でも、
ちょっとだけ前進できた時には、同じように弱い誰かが
「うわ、あいつバカだなぁ」って笑ってくれるかもしれない。

そんな意味も含んだ、自分の役割。

神が作った(←たぶん)人間を、
人間が否定するなんて、
しかも自分で自分を否定するなんて、
やらなくていいことナンバーワンだ!!

この楽天的ないい加減さは、自分を追い込まないから、
平時はゴキゲンでいいけど、
危機管理が必要な時には向いてない。

外から強制される事が少なくなり、
これまで必要だった防衛能力が減ってきて、
その分、いろいろと、知らなかった自分が見えて来て、
それはそれでおもしろい今日この頃です。


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