『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

こんな自由な事ってある?!

2022年04月07日 | 神戸シュタイナーハウス
今日、一連の企画をまとめ、
収支決算や意義、結果などの文書にして、
しかるべきところに提出しました。
無事に受理されてホッ。

南の島で家族と区切りの旅行をしている間に、
ものすご~~~く細かく丁寧に、
資料を作成してくださったり、
写真を集めてくださったりして、
私はちょこっと意義とか内容とかまとめて、
あとは名前を書いて提出しただけ。

あああああああああ。
何なんだろう、この人たちは。

私たちは、一度もケンカをしたことがない。
シュタイナーという人の世界観に魅かれて、
勉強しつつ、自分を育てつつ、
出来ることを実践しつつ、
一緒にひとつの場所を大切に育ててきた関係。

最初は「子どもにふさわしい教育」を
模索するところから入ったかもしれない。

でも、子どもも大きくなり、
少しずつ自分の時間も出来て、
「子どもに求められる時期が終わったら、
今度は、大人の自己教育だよね」と、
子どもを社会とつなげ、社会に押し出す企画。


大人である私たちも、
生き生きと楽しんで学びつつ、
出し惜しみせず、無理もせず、
持っている力を出し合っているうちに、
この企画はもちろん、それを作っている私たちが、
小さいながらも理想の社会になってきました。

新たな資格や知識が要るでもなく、
誰かがソンしたとか、トクしたとかでもなく、
誰がミスしたとか、自分だけしんどいとかでもない。
報酬もない。どころか持ち寄って、出し合ってる。

自分たちが求めるもののために、
自分のできることがあって、
それによって、
求めるものが形になっていくこと自体が喜び。

自分の苦手なことが得意な人がいたら、
その人に感謝しつつ、素直に力を借り、
お互いを尊重し、競争せず、理想を語り、行動する。

すんごい小さいけど、
そんな理想的な社会が、
目の前で成り立っている。

報告書をまとめていて、
そんなことに、ふと気づいて、
ものすごくビックリしました…。

これって、すごいことだな。
なんでこんなことが成り立っているんだろう??

しょーもないエゴなんかには、誰も囚われてない。
もっと大きな、行為への愛、目的への愛、
から行動してるから、なのかな?

エゴで動くと、ただのワガママだけど、
愛で動くのが、ホントの自由につながる。

だって、
自分たちの理想の形を、自分たちで作って、
しかも、他の方ともつながっていけるんだもの。
こんな自由なことってない!



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