
家庭菜園などで取れ過ぎた野菜は、
腐らせてしまうより、
おいしいうちに誰かに食べてもらう方が嬉しい。
一方、お金は、あればある分、安心も増えるし、
いつまででも腐らないから、
自分や家族の将来のために貯めておく。
貨幣経済と交換経済、
この二つは全然違うけど、両方欲しいなぁ~と、
両者の違いを、つらつら考えていた昨日。
ステキな言葉を思い出した。
子どもが友達の家に遊びに行くと、
同居しておられるおばあさまが
趣味の家庭菜園で採れた野菜を
時々、持たせてくださる。
お礼の電話をすると、いつも、
「〇〇ちゃんお野菜好きだし
たくさん採れたから、食べ助けしてください」
と、おっしゃる。
食べ助け!
うわ~、なんてステキな言葉。
うっとりする。ほっこりする。
じんわりする。にんまりする。
「はい。もちろん。
いつ、いかなる時でも、喜んで!!!」
持てる者が持たざる者に施す、
なんていうスタンスとは対極だ。
自分が楽しんで育てたものを、
喜んでくれる子に食べさせてあげたい、
という気持ちが、まっすぐ伝わる。
「わーい、ありがとうございます。
おいしそう~、早速いただきます!」。
小学生の頃は、時々、
おかずも味見させてもらっていた。
学校が終わってから遊びに行くのって、
ちょうど晩ごはん時だもんね(^^;)。
「何でもすごくおいしそうに食べてくれるから、
嬉しくなって、つい出してしまうのよ」
と言ってくださる。
野菜や、おかずをいただいたんじゃなくて、
あったかい気持ちをいただいてるな、と実感する。
ありがたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます