『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

うっとりほっこりじんわりにんまりする言葉

2020年09月12日 | 手足を使う日々


家庭菜園などで取れ過ぎた野菜は、
腐らせてしまうより、
おいしいうちに誰かに食べてもらう方が嬉しい。

一方、お金は、あればある分、安心も増えるし、
いつまででも腐らないから、
自分や家族の将来のために貯めておく。

貨幣経済と交換経済、
この二つは全然違うけど、両方欲しいなぁ~と、
両者の違いを、つらつら考えていた昨日。

ステキな言葉を思い出した。

子どもが友達の家に遊びに行くと、
同居しておられるおばあさまが
趣味の家庭菜園で採れた野菜を
時々、持たせてくださる。

お礼の電話をすると、いつも、
「〇〇ちゃんお野菜好きだし
たくさん採れたから、食べ助けしてください」
と、おっしゃる。

食べ助け!

うわ~、なんてステキな言葉。
うっとりする。ほっこりする。
じんわりする。にんまりする。

「はい。もちろん。
いつ、いかなる時でも、喜んで!!!」

持てる者が持たざる者に施す、
なんていうスタンスとは対極だ。

自分が楽しんで育てたものを、
喜んでくれる子に食べさせてあげたい、
という気持ちが、まっすぐ伝わる。

「わーい、ありがとうございます。
おいしそう~、早速いただきます!」。

小学生の頃は、時々、
おかずも味見させてもらっていた。
学校が終わってから遊びに行くのって、
ちょうど晩ごはん時だもんね(^^;)。

「何でもすごくおいしそうに食べてくれるから、
嬉しくなって、つい出してしまうのよ」
と言ってくださる。

野菜や、おかずをいただいたんじゃなくて、
あったかい気持ちをいただいてるな、と実感する。
ありがたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿