『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

同じフォルメンを描きながら、違う体験をする

2021年11月28日 | フォルメン
食事制限をしていた家族も、
どんどん回復してきたので、
今日は、かねてからの予定どおり、
石川恒夫先生のフォルメン講座に参加してきました。

やっぱり、フォルメンすごいわー。
それを伝えてくださる石川先生も。

先週、神戸シュタイナーハウスの大人クラスで、
フォルメンを一緒にやらせてもらった時、
伝える側が一番楽しいし、
伝える側が一番勉強になる!とは実感したんだけど、
今日は、吸収スポンジになりたいほど勉強になる時間でした。

あーでも、受け手と送り手で、
「勉強になる」の質は違うなぁ。

今日は、受け取る方。
大きな器の中で、安心して学び、
一言もらさず、最大もらさず吸収したい、
という感じ。

それに比べて、自分で繰り出す方は、
自分が何を伝えたくてやるのかを考え、
受け手の欲しいものや必要とするものを考え、
それをどう合わせて表現するかを考え…
自分の中にあるもので、それをどう作っていけるか、
という感じ。

何をしたいのか、どんな時間を共有したいのか、
などなど、考え、意識していく過程で、
自分の中にある漠然とした煙みたいなものが、
重みと質量を持って形になっていく、みたいな感じ。

それは緊張する時間でもあるけど、
受け取ってもらえた時の充実感、高揚感は、
なかなか味わえないくらい素晴らしいものでした。
ありがとうございました。

一方、受ける方の安心感たるや!
安心して委ね、感覚を開ける感じは、
受ける側の恵みだな~。

今日も、いろんな方とお会いしてお話もしつつ、
自由について、メタモルフォーゼについて、
自分から繰り出すことについて、
評価せず、快不快に惑わされず、
ただ受け止めることについて、
フォルメンで、いろいろ味わうことができました。

きっと、それぞれに同じ形を動きながら、
全然違う体験をしていたのだろうな、
と考えたら、本当に不思議。

小さな自分が何かをしようとか思わなくても、
大きなものがそれぞれに必要な体験をさせてくれる、
なんて考えたら、本当におもしろいです。

その時、それぞれの人に必要なことを、
自分の感性を開いてキャッチする。
自分で動きながら、人から教えられるのではなく、
自分でつかみ取れる。

そんな、魅力あふれるアクティビティ。
人と一緒に味わう時間、またやってみたいな~。

伝える側に必要なことを石川先生に聞いてみたら、
「とにかく、よく見ることです」だって。
う、、、何もわかんねぇ~~~。
「意味はあなたが考えろ」ってことだろうけど、
もちょっと食い下がって聞いてみたりして(^^)。

帰り、一緒になった方とその話をしていたら、
その方は、美術を教えておられる方で、
その方なりの受け止め方を伝えてくださって、
それもまたヒントになったかな。

まぁ、とにかく、
私に必要なことは、自信、でした。
盲信や虚飾じゃなくて、
静かに立ち、自分から繰り出すための自信。
そして、情熱と勇気。

自信出来てから、とか思ったら、
いつまで経っても始まらないから、
情熱と勇気を持って、
1回だけ、とか3回シリーズ、とか
出来る範囲で、機会を作ってみたい。

子どもだけじゃなくて、
大人も変化し続けてるんだから。

I'm not I was.

みんなで一緒に幸せになりたいな、という思いと
自分自身であることを生かしたいな、という思いが、
表現の形を得て、具体的な形を結んでいきますように。



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