名古屋外大教授「焦って」論文盗用、
文書で謝罪
読売新聞
2014年2月22日(土)18:46
名古屋外国語大は22日、
現代国際学部国際ビジネス学科長の井戸 一元 かずもと教授(58)が、
高知工科大マネジメント学部の村瀬 儀祐 ぎすけ教授(69)の論文を盗用したとして、
村瀬教授に文書で謝罪したことを明らかにした。
名古屋外大などによると、
井戸教授は2012年3月に発表した論文
「日本の財務報告と会計規制をめぐる課題と解決策」で、
村瀬教授が11年7月に発表した
「概念ベース・アプローチによる国際会計基準の不可能性」を
一部盗用していた。
村瀬教授から名古屋外大に問い合わせがあり、
今月中旬、井戸教授に事情を聞いたところ「焦ってやってしまった」と認めた。
大学はこの論文をホームページから削除した。
名古屋外大を運営する学校法人中西学園の恒川孝司法人事務局長は
「大学の信頼を揺るがす重大な問題。徹底的に調べる」とし、
井戸教授の処分を検討する。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140222-567-OYT1T00748.html
名古屋外国語大:学科長が論文盗用
毎日新聞
2014年2月22日(土)11:54
名古屋外国語大(愛知県日進市)現代国際学部国際ビジネス学科長の井戸一元(かずもと)教授が、
高知工科大(高知県香美市)の村瀬儀祐(ぎすけ)教授の論文を盗用し、
自分の論文として発表していたことが22日、分かった。
名古屋外大は近く調査委員会を設置して
盗用の経緯を調べるとともに、井戸教授の処分を検討する。
名古屋外大を運営する学校法人「中西学園」などによると、
井戸教授の論文は
「日本の財務報告と会計規制をめぐる課題と解決策」として
2012年3月に名古屋外大紀要に発表。
28ページあり、このうち17ページが盗用部分だったという。
今月上旬、村瀬教授が同大の論文サイトでこの論文を発見して
名古屋外大に盗用の可能性を指摘。
同大が井戸教授に確認したところ盗用を認めたため、
井戸教授の論文を削除し、村瀬教授に書簡で謝罪した。
村瀬教授は「普通の常識では考えられない。
なぜこのようなことが起こったのか経緯を聞きたい」と話す。
中西学園は「あってはならないことで、
学科長という立場の人間が論文を盗用したという事態を重く見ている。
しっかり調査したい」と話している。
【倉沢仁志】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140222k0000e040215000c.html
盗用した本人が認めているので、
事実関係ではコメントすることはない。
「焦ってやってしまった」との当人の弁明ではあるが、
気持ちはわかるとしても、
絶対にやってはならないことだ。
気持ちはわかるとは、忙しいのに、
業績や成果物は求められ、そこからの焦りだと推測する。
このようなことは、自身も肝に銘じて、
‘絶対にやらないと誓う’ところだ。
食品偽装やゴースト・ライター事件を同列には語れないが、
その動機は些細なことからだろうが、
結果は重大である。
文書で謝罪
読売新聞
2014年2月22日(土)18:46
名古屋外国語大は22日、
現代国際学部国際ビジネス学科長の井戸 一元 かずもと教授(58)が、
高知工科大マネジメント学部の村瀬 儀祐 ぎすけ教授(69)の論文を盗用したとして、
村瀬教授に文書で謝罪したことを明らかにした。
名古屋外大などによると、
井戸教授は2012年3月に発表した論文
「日本の財務報告と会計規制をめぐる課題と解決策」で、
村瀬教授が11年7月に発表した
「概念ベース・アプローチによる国際会計基準の不可能性」を
一部盗用していた。
村瀬教授から名古屋外大に問い合わせがあり、
今月中旬、井戸教授に事情を聞いたところ「焦ってやってしまった」と認めた。
大学はこの論文をホームページから削除した。
名古屋外大を運営する学校法人中西学園の恒川孝司法人事務局長は
「大学の信頼を揺るがす重大な問題。徹底的に調べる」とし、
井戸教授の処分を検討する。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140222-567-OYT1T00748.html
名古屋外国語大:学科長が論文盗用
毎日新聞
2014年2月22日(土)11:54
名古屋外国語大(愛知県日進市)現代国際学部国際ビジネス学科長の井戸一元(かずもと)教授が、
高知工科大(高知県香美市)の村瀬儀祐(ぎすけ)教授の論文を盗用し、
自分の論文として発表していたことが22日、分かった。
名古屋外大は近く調査委員会を設置して
盗用の経緯を調べるとともに、井戸教授の処分を検討する。
名古屋外大を運営する学校法人「中西学園」などによると、
井戸教授の論文は
「日本の財務報告と会計規制をめぐる課題と解決策」として
2012年3月に名古屋外大紀要に発表。
28ページあり、このうち17ページが盗用部分だったという。
今月上旬、村瀬教授が同大の論文サイトでこの論文を発見して
名古屋外大に盗用の可能性を指摘。
同大が井戸教授に確認したところ盗用を認めたため、
井戸教授の論文を削除し、村瀬教授に書簡で謝罪した。
村瀬教授は「普通の常識では考えられない。
なぜこのようなことが起こったのか経緯を聞きたい」と話す。
中西学園は「あってはならないことで、
学科長という立場の人間が論文を盗用したという事態を重く見ている。
しっかり調査したい」と話している。
【倉沢仁志】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140222k0000e040215000c.html
盗用した本人が認めているので、
事実関係ではコメントすることはない。
「焦ってやってしまった」との当人の弁明ではあるが、
気持ちはわかるとしても、
絶対にやってはならないことだ。
気持ちはわかるとは、忙しいのに、
業績や成果物は求められ、そこからの焦りだと推測する。
このようなことは、自身も肝に銘じて、
‘絶対にやらないと誓う’ところだ。
食品偽装やゴースト・ライター事件を同列には語れないが、
その動機は些細なことからだろうが、
結果は重大である。