北条 恒一 (著)
「株式会社」のすべてがわかる本
(PHP文庫) [文庫]
登録情報
文庫: 263ページ
出版社: PHP研究所; 改訂版版 (2002/05)
ISBN-10: 4569577318
ISBN-13: 978-4569577319
発売日: 2002/05
商品の説明
Amazon.co.jpより
日本で数千万人が働いているという「株式会社」。
本書はその設立から倒産までの一連のトピックスを、
設立・運営にあたる当事者の視点から解説している。
1986年の初版刊行以来、何度か改訂が加えられてきた本書であるが、
今回はとくに2002年1月までの商法改正事項を含めて全面的に改訂されている。
全体は「株式会社とはなにか」
「『株式会社』の誕生まで」
「営業開始から決算まで」「株式」「会社の発展・拡大」
「縮小、そして倒産」の各章に大別され、
商法をはじめとする関連法令、実務のプロセスや決まりごと、
具体的な実践方法などが丁寧に解説されている。
当事者にとってうれしいのは、
たとえば会社と個人企業の税金額を比べた損得試算や株式上場の得失の考察など、
メリット・デメリットを論じてくれているところだ。
そこでお金の損得ばかりにこだわれば信用がついてこないという基本的な原理も学ぶことができる。また、1冊で「定款の一部に4万円の収入印紙を」といった具体的な知識から、
「総務部門における会社の長期計画、いま日本の会社にもっとも欠けているのはこれである」
といった広い視点まで得られるのも便利なところだ。
2001年に「金庫株の解禁」をはじめとする株式に関する一連の商法改正が行われたが、
本書ではとくに、
額面株式の廃止と単元株制度の創設は
「株主としてもっとも関心を持たなければならない」
として解説が加えられている。経営者は要チェックである。
教科書的な解説ではなく、
一連のトピックスをかみ砕いて納得できるような形で論じてくれるのが本書の魅力である。
ビジネスパーソンの教養として読んでおきたい。(棚上 勉)
出版社/著者からの内容紹介
本書は20年近く、ビジネスマンに愛読されてきた超ロングセラーである。
バブル崩壊以降、日本経済は泥沼の状況に陥り、
その渦中、経済を動かす株式会社の基盤である「商法」も、頻繁に改正されてきた。
そこでこのたび、2002年1月までの改正を含む最新事項を網羅して全面改訂。
文字を大きくし、図表も見やすくして、
さらにグレードアップしての刊行である。
内容は、会社の種類の説明に始まり、
株式会社の設立方法、営業開始から決算のやり方、
税金対策、株式の譲渡や相続について、
増資・子会社の作り方、そして縮小・倒産まで、
言わば「株式会社の一生」を具体例をまじえて懇切丁寧に解説している。
特に、平成13年の「金庫株の解禁」という自己株式取得を認める改正や、
電磁的方法(コンピュータ)の活用や電磁的記録の公認などが改正内容のポイントである。
新入社員をはじめとして、初めて株式会社のことを知ろうとする人には絶好の入門書である。
「株式会社」のすべてがわかる本
(PHP文庫) [文庫]
登録情報
文庫: 263ページ
出版社: PHP研究所; 改訂版版 (2002/05)
ISBN-10: 4569577318
ISBN-13: 978-4569577319
発売日: 2002/05
商品の説明
Amazon.co.jpより
日本で数千万人が働いているという「株式会社」。
本書はその設立から倒産までの一連のトピックスを、
設立・運営にあたる当事者の視点から解説している。
1986年の初版刊行以来、何度か改訂が加えられてきた本書であるが、
今回はとくに2002年1月までの商法改正事項を含めて全面的に改訂されている。
全体は「株式会社とはなにか」
「『株式会社』の誕生まで」
「営業開始から決算まで」「株式」「会社の発展・拡大」
「縮小、そして倒産」の各章に大別され、
商法をはじめとする関連法令、実務のプロセスや決まりごと、
具体的な実践方法などが丁寧に解説されている。
当事者にとってうれしいのは、
たとえば会社と個人企業の税金額を比べた損得試算や株式上場の得失の考察など、
メリット・デメリットを論じてくれているところだ。
そこでお金の損得ばかりにこだわれば信用がついてこないという基本的な原理も学ぶことができる。また、1冊で「定款の一部に4万円の収入印紙を」といった具体的な知識から、
「総務部門における会社の長期計画、いま日本の会社にもっとも欠けているのはこれである」
といった広い視点まで得られるのも便利なところだ。
2001年に「金庫株の解禁」をはじめとする株式に関する一連の商法改正が行われたが、
本書ではとくに、
額面株式の廃止と単元株制度の創設は
「株主としてもっとも関心を持たなければならない」
として解説が加えられている。経営者は要チェックである。
教科書的な解説ではなく、
一連のトピックスをかみ砕いて納得できるような形で論じてくれるのが本書の魅力である。
ビジネスパーソンの教養として読んでおきたい。(棚上 勉)
出版社/著者からの内容紹介
本書は20年近く、ビジネスマンに愛読されてきた超ロングセラーである。
バブル崩壊以降、日本経済は泥沼の状況に陥り、
その渦中、経済を動かす株式会社の基盤である「商法」も、頻繁に改正されてきた。
そこでこのたび、2002年1月までの改正を含む最新事項を網羅して全面改訂。
文字を大きくし、図表も見やすくして、
さらにグレードアップしての刊行である。
内容は、会社の種類の説明に始まり、
株式会社の設立方法、営業開始から決算のやり方、
税金対策、株式の譲渡や相続について、
増資・子会社の作り方、そして縮小・倒産まで、
言わば「株式会社の一生」を具体例をまじえて懇切丁寧に解説している。
特に、平成13年の「金庫株の解禁」という自己株式取得を認める改正や、
電磁的方法(コンピュータ)の活用や電磁的記録の公認などが改正内容のポイントである。
新入社員をはじめとして、初めて株式会社のことを知ろうとする人には絶好の入門書である。