独擅場、逝去…読めない漢字TOP10
02月16日 11:00R25
独擅場、逝去…読めない漢字TOP10
なお、選択肢に挙げた漢字を「すべて正しく読めていた」と回答した人は19.0%でした写真/PIXTA
(R25)
営業用の資料、重要な契約書…ビジネスの現場では、
様々な文書を読み込むことが多いもの。
そんなおカタイ文章に登場する漢字、間違えて覚えていたり、
知ったかぶりしていたりするケースもあるのでは。
そこで、ビジネスマンたちが「意外と分かっていない」
漢字の読み方を調べるべく、20〜30代の男性会社員200人に、
アンケート調査しました(協力/アイリサーチ)。
〈正しい読み方を知らなかった漢字ランキング〉
(※カッコ内の一般的な正しい読みを「分かった」か
「分からなかった」か回答。
パーセンテージは「分からなかった」と答えた人の割合)
1位 独擅場(どくせんじょう) 53.0%
2位 早急(さっきゅう) 28.5%
3位 逝去(せいきょ) 18.0%
4位 乱高下(らんこうげ) 16.5%
5位 代替(だいたい) 15.5%
6位 相殺(そうさい) 8.0%
7位 汎用(はんよう) 6.5%
8位 踏襲(とうしゅう) 6.0%
8位 惜敗(せきはい) 6.0%
10位 凡例(はんれい) 5.5%
※番外
11位 年俸(ねんぽう) 5.0%
1位となった独擅場(どくせんじょう)のみ、
過半数の人が読み方を分からなかったと回答。
裏を返せば、それ以外は多くの人が正しい読み方がわかるということ。
ランキングを見て、「えっ、こんな読み方だったの?」
と思った人は要注意! 以下、
目立った間違いの例をご紹介しよう。
●1位 独擅場(どくせんじょう)
もっとも多かったのが「どくだんじょう」(26歳)と読んでいたという人。
もはや「どくだんじょう」で定着してきている感もあり、
会話のなかで使っていても指摘される機会は少ないでしょう。
ほか、「どくぜんば」(37歳)、
「どたんば」(38歳)といった間違った読みをしていた人も。
「どたんば」は正しくは「土壇場」です。惜しい!
●3位 逝去(せいきょ)
間違え方のバリエーションが多かったのがこちら。
「いきょ」(34歳)、「ききょ」(36歳)、「せきょ」(37歳)、
「しょきょ」(33歳)、「せきしょ」(36歳)、
「せいぎょ」(39歳)、「たいきょ」(38歳)、
「せっきょ」(29歳)、「ちきょ」(25歳)など実に様々…。
亡くなった方をしのぶ場で「80歳でたいきょされ…」
なんて言ったら、微妙な空気になってしまいそう。
●8位 踏襲(とうしゅう)
2008年、当時の麻生太郎総理が「ふしゅう」と読んで
バッシングされたこの漢字。「ちゅうちょ」(26歳)、
「ふんしゅう」(28歳)、「としゅう」(38歳)、
「とうくつ」(39歳)、「せしゅう」(36歳)、
「ふみおそ」(37歳)、「とんしゅう」(38歳)、
「ちょうしゅう」(39歳)のように、
バラエティに富んだ間違いが挙げられました。
総理も読めなかったんだから、仕方ない!?
とはいえ、言葉は常に移ろいゆくもの。実際に、
「重複(ちょうふく)」を「じゅうふく」と読んだり、
「雰囲気(ふんいき)」を「ふいんき」と読んだりしてもよい
とするのが一般的になりつつある。
正しい読み方を頭に入れておきつつ、
場合によっては「ふいんき」に合わせて許容するのが正解かも?
(梵 将大)
(R25編集部)
※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております
http://news.goo.ne.jp/article/r25/bizskills/r25-20160216-00047514.htmlより
02月16日 11:00R25
独擅場、逝去…読めない漢字TOP10
なお、選択肢に挙げた漢字を「すべて正しく読めていた」と回答した人は19.0%でした写真/PIXTA
(R25)
営業用の資料、重要な契約書…ビジネスの現場では、
様々な文書を読み込むことが多いもの。
そんなおカタイ文章に登場する漢字、間違えて覚えていたり、
知ったかぶりしていたりするケースもあるのでは。
そこで、ビジネスマンたちが「意外と分かっていない」
漢字の読み方を調べるべく、20〜30代の男性会社員200人に、
アンケート調査しました(協力/アイリサーチ)。
〈正しい読み方を知らなかった漢字ランキング〉
(※カッコ内の一般的な正しい読みを「分かった」か
「分からなかった」か回答。
パーセンテージは「分からなかった」と答えた人の割合)
1位 独擅場(どくせんじょう) 53.0%
2位 早急(さっきゅう) 28.5%
3位 逝去(せいきょ) 18.0%
4位 乱高下(らんこうげ) 16.5%
5位 代替(だいたい) 15.5%
6位 相殺(そうさい) 8.0%
7位 汎用(はんよう) 6.5%
8位 踏襲(とうしゅう) 6.0%
8位 惜敗(せきはい) 6.0%
10位 凡例(はんれい) 5.5%
※番外
11位 年俸(ねんぽう) 5.0%
1位となった独擅場(どくせんじょう)のみ、
過半数の人が読み方を分からなかったと回答。
裏を返せば、それ以外は多くの人が正しい読み方がわかるということ。
ランキングを見て、「えっ、こんな読み方だったの?」
と思った人は要注意! 以下、
目立った間違いの例をご紹介しよう。
●1位 独擅場(どくせんじょう)
もっとも多かったのが「どくだんじょう」(26歳)と読んでいたという人。
もはや「どくだんじょう」で定着してきている感もあり、
会話のなかで使っていても指摘される機会は少ないでしょう。
ほか、「どくぜんば」(37歳)、
「どたんば」(38歳)といった間違った読みをしていた人も。
「どたんば」は正しくは「土壇場」です。惜しい!
●3位 逝去(せいきょ)
間違え方のバリエーションが多かったのがこちら。
「いきょ」(34歳)、「ききょ」(36歳)、「せきょ」(37歳)、
「しょきょ」(33歳)、「せきしょ」(36歳)、
「せいぎょ」(39歳)、「たいきょ」(38歳)、
「せっきょ」(29歳)、「ちきょ」(25歳)など実に様々…。
亡くなった方をしのぶ場で「80歳でたいきょされ…」
なんて言ったら、微妙な空気になってしまいそう。
●8位 踏襲(とうしゅう)
2008年、当時の麻生太郎総理が「ふしゅう」と読んで
バッシングされたこの漢字。「ちゅうちょ」(26歳)、
「ふんしゅう」(28歳)、「としゅう」(38歳)、
「とうくつ」(39歳)、「せしゅう」(36歳)、
「ふみおそ」(37歳)、「とんしゅう」(38歳)、
「ちょうしゅう」(39歳)のように、
バラエティに富んだ間違いが挙げられました。
総理も読めなかったんだから、仕方ない!?
とはいえ、言葉は常に移ろいゆくもの。実際に、
「重複(ちょうふく)」を「じゅうふく」と読んだり、
「雰囲気(ふんいき)」を「ふいんき」と読んだりしてもよい
とするのが一般的になりつつある。
正しい読み方を頭に入れておきつつ、
場合によっては「ふいんき」に合わせて許容するのが正解かも?
(梵 将大)
(R25編集部)
※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております
http://news.goo.ne.jp/article/r25/bizskills/r25-20160216-00047514.htmlより