うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

やるな、原田さん

2010年01月15日 | 日記
先日書評にて、日本マクドナルド社長の原田泳幸氏の本をご紹介したばかりだが、
そのマクドナルドが、実に面白い新商品を出してきた。

商品名は「ビッグ・アメリカ」


 おりこみチラシより


2週間ごとに、「テキサス」「ニューヨーク」「ハワイ」「カリフォルニア」と4つのタイプを限定販売していく。





マクドナルドの好きな人なら言うまでもなく、ごくたまーにしか利用しない私のような人間でも
「おっ?食べてみようかな。」という気になる。

そこがミソなのではないだろうか。
要はいかに「来店動機」を増やすかがポイントなのだから。


今までのマクドナルドの期間限定商品は「目新しい」ものがなく、
わざわざそれを食べにいってみようかなぁ、とは思わなかった。

原田氏の就任以来「品質、接客、清潔」と「スーパーコンビニエンス」を見つめなおすことで、
落ち込んでいた業績を、「外食産業で独り勝ち」といわれるまで伸ばしてきたマクドナルドだが、

「話題性」「魅力ある商品」などで、次のステップへ進もうとしているのではないだろうか。


話題の商品、実は早速本日食してきました。


テキサス

「まぁ、お味のほうはマクドナルド以上でも、以下でもないだろうけど・・・」

と、さして期待していませんでしたが、その予想は良いほうに裏切られ、「美味しいじゃないか・・・」 


「マクドナルド以上」になってました。



著書の中で言っていた印象深い言葉

「達成した!と思った瞬間、衰退が始まる。」

ことの大小に関わらず、やり方が違えば結果は違うものなのだなぁ。
どこまで伸ばしていくのやら、なにか勇気づけられるような気がします。




「やるな、原田さん!」