昨日、ふらりと古本屋に入った。若者御用達のようで若者たちが数人あちこちで漫画等を読み漁っていた。店内を一通り見渡して、おっさんの来るところではなかったか…と思いながら店を出ようとしたとき、ふと一冊の写真集が目に入った。綺麗な子だなあ~と思い、手に取って背書きを見ると「矢田亜希子写真集」とある。再び、表紙を見ると100円という張り紙がしてあった。
レジ係が若い女性なのが気になったが、100円ならと思い買ってしまった。少々ワクワクしながら帰って、包みのセロハンをはがすと「500円」の張り紙が100円の張り紙の下に張ってあった。セロハンが2枚重ねだったわけでる。これには、少しニンマリとさせられた。
表紙を開くと「矢田亜希子ファースト写真集」とあり、まだ10代の頃の写真集だったのだろう。最初は、なあんだ地味な写真集だなあ~と感じたが、一枚一枚ページをめくっていくと、肌が輝き、清楚な眼が美しい伸びやかな年頃の矢田亜希子の写真で満たされていた。私は100円で随分と得をさせてもらったような思いでほくそ笑んだ。
この少女に対し、2,3年前に妻が「なんでOなんかと結婚するの…あんな奴あかんてぇ~」と繰り返していたのを思い出した。その後、現実にこの少女だった一人の女性は、Oの犯罪によって不幸な離婚に至った。その後、テレビに出演しているのを見て、やつれてはいるものの、この写真集の写真のように清楚さが失われていないことにホッとさせられた。
良いか悪いかは別として、まだまだ日本での結婚は男性に左右される面が強い。男性には結婚に際しそれだけの覚悟が必要であるし、女性は男性の覚悟を見定める必要がある。そして、結婚後は二人が互いに援け合って将来を築いて欲しいものである。この写真の女性とOとの間に生まれた子がいるそうである。親の気心は子に伝わるというが、この女性にはその子を愛情に満ちた子に育てて欲しいものである。
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母として頑張る矢田さんを私も応援しています。