カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

夏の和ごはん

2011年08月02日 | Food

 

おさかな、大好きです。

ですが日本のように、ちょっとそこまで・・・で手に入るお魚の種類はと~っても少ない。

そんな我が家で度々登場するお魚料理は、タラや鮭の自家製味噌漬けでございます。

でもって、本日はタラ。

お味噌とみりんを好みの分量で合わせて、

(じっくり味がしみていきますから、お味噌の量は少しで結構です。)

まずは保存容器の底にお味噌を薄く敷き、その上にタラを並べて上からまたお味噌。

そしてその上を乾かないようにラップで覆って蓋をして冷蔵庫へ。

 

私は薄味のお味噌(信州味噌です~)でじっくり漬けた、2日目位が好きです。

これね、急に予定が変更になってすぐに食べられなくなったら、そのまま冷凍庫に入れます。

味がしみ込み過ぎる事無く、長期保存可能です。

 

西京漬にしろこのような味噌漬けにしろ、美味しく焼くのは結構難しい。

せっかくの美味しいお味噌を拭ってから焼かないと、

お味噌ばかりが焦げてしまって、中まで火が通らず。焼き網のお片付けも一苦労。

私は香ばしいお味噌も是非一緒に頂きたい~。

先日老舗の味噌漬け屋さんから、とっておきの焼き方を伝授して頂いたので皆様にお裾分け。

 

味噌漬けのお味噌はそのままで、クッキングシートを敷いたお皿に並べて、

ラップを掛けに電子レンジで2~3分。中まで熱を通します。

この段階では、あまり美味しそうでは無いですな

オーブントースターの天板に、くしゃくしゃと丸めたアルミホイルを敷きます。

その上に加熱済みのお魚を並べて、美味しそうな焦げ目が付くまで焼きます。

もう火が通っていますので、美しい焦げ目を付けることだけに神経を集中致します。

 

お味噌を残したままですが、真っ黒濃げになることも、水っぽくなることも無く焼き上がりました。

アルミホイルを丸めて凸凹を付けてあるので、

水っぽくならず、両面こんがり焼けるのです。その上お片付けも簡単

余談ながら、私はこのように使用したアルミホイルはサッと水洗いして取っておきます。

テフロン加工ではない、傷の気にならないフライパンやお鍋のこびりつきを、

ゴシゴシ擦りますと、洗剤無しでもスッキリ落としてくれますよ。

 

コンロで焙って、皮を奇麗に剥いたトマトを、

(皮を剥きますと、イマイチトマトもとても美味しく頂けます。)

冷蔵庫でよ~く冷やして、(カットするのは直前がよろしいです。)

粗塩をパラパラと振りかけただけの

冷やしトマト。

包丁で叩いてから一口大に切ったキュウリを酢、塩少々、豆板醤、胡麻油、白ごまであえて、

重し代わりに小皿を乗せて2~3時間。

キュウリのあっさりピリ辛漬け。

そして、タラの味噌漬け。

 

後は土鍋で炊いた御飯と、お魚に味噌を使っていますので、お味噌汁ではなく、澄まし汁なんぞ。

和食と呼ぶにはあまりにも簡単ですので・・・・・

我が家のある日の「和ごはん」でございます。


では

 

 



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