焼き菓子をデザートとして用意することは、あまり有りません。
酒飲みのゲストが多い我が家故、デザートよりも食後のお酒に神経を払います。
食後酒とともに出すチーズに合わせて、フルーツをお出しする程度。
そんな私が朝食用によく焼くスコーンのご紹介。
先日作ったキャラメルクリームも賞味期限が近いので、使い切りの一品。
キャラメルコーヒー・スコーンです。
薄力粉、強力粉を同比率、粉100グラムに対して小さじ一杯のベーキングパウダー。
牛乳とプレーンヨーグルトが半々で粉の全量の半分。
バターは粉の1/4が分量の比率です。
バターはさいころ状に切って、使うまで冷凍庫に入れておきます。
キャラメルクリームは残っているだけ。トータルでバターとほぼ同量の甘みを加えます。
フードプロセッサーで粉とバター、顆粒のインスタントコーヒーを混ぜます。
バターは小さくなっていますが、原型を留めています。
フードプロセッサーが無くても大丈夫です、
パイカッターやフォークでバターを切りながら混ぜて下さい。
ここで、キャラメルクリームと牛乳、ヨーグルトの半量を加えて混ぜます。
こんな感じになったら、
残りのキャラメルクリームと牛乳、ヨーグルトを加えて再度混ぜます。
混ぜます混ぜますと繰り返し申し上げておりますが、一回30秒程度で充分です。
ラップに取り出しますが、この段階ではぽろぽろと申しますか、ボロボロというか・・・
粉っぽさが残っているのが上手く行った証しです。
手でまとめることは不可能ですが、気にしないで下さい。
ラップに包みながら、四角くまとめて、冷蔵庫で20分程休ませます。
私も休みたいぐらいですが、この間に洗い物などすませた方がよろしそう。
お時間が来ましたら、まな板にラップを広げて打ち粉をします。
この時点で生地は大分まとまっていますが、くっつきますので全体に粉をまぶします。
それを伸ばす、
三等分にたたむ、
合わせ目を下にして再度伸ばす、たたむ・・・・・三回程コレを繰り返します。
この行程が終わっても、バターが原型を留めているのがご覧頂けるかと思います。
これが、サクッとした食感に仕上げる秘訣です。
慣れていれば、あっという間の作業ですが、最初はそうはいかないかもしれません。
バターがダレて来ていると感じたら、途中で仕事を中断して、
ラップに包み直し、冷凍庫に入れてしばらく冷やすことをお勧めします。
最終的にきれいな四角に整えて、パイカッターで切ります。
オーブンシートを敷いた天板に並べて、ラップをふわりと掛け、
冷蔵庫で20分程休ませます。休んでばかりですねー
ちなみに小さな切り落としは味見用です~
休憩が終わった生地に、顆粒のメイプルシュガーをまぶし軽く手で押さえつけます。
このメープルシュガーは粒の大きなタイプで、
時々仕事でカナダに出掛ける友人に頼んで、必ず買って来てもらうのですが、
焼き菓子に使うとカリッとした食感が楽しい、優しい甘さのお砂糖です。
そのまま直ぐにオーブンにGO高温で17分ほど焼きます。
しばらく致しますと、スゴークいい匂いがして来ます。
焼き上がりました。
コーヒーとキャラメルクリームが入っていますので焼き上がりはブラウンカラー。
横から見ますと、バターの力で何層もに別れていますね。
大成功です。
こちらのスコーン、焼きたてより時間が経ってからの方が私は好きです。
これは明日の朝、バーテンダーの入れてくれるコーヒーと一緒に頂くことにします。
では