カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

お魚が主役

2011年09月15日 | Food

お魚が大好きなのですが、近くのマーケットで簡単に手に入る種類はとても限られています。

サーモン、タラ、マナガツオ、ティラピアぐらいでしょうか。

せめてサバでも手に入れば、味噌煮にしたり出来るのですが・・・・

30分程ハイウェイをドライブしないとならないので、直ぐにという訳には参りません。

そんな私が、手近な材料で作るお魚料理を2品。

 

サーモンサラダ

 

嬉しいことに、この辺のサーモンは凄くおいしいです。

日本からお客様が見えたとき等、色々に調理してお出しするのですが、

皆さん感心なさっておられるくらいです。

あっ!私の料理の腕前ではないですよ。サーモンの質の高さです。あはは


で、サラダ。

塩鮭でなく生サーモンを使います。

サーモンを海水よりも薄めの塩水に15分程漬けます。

勇気要りますよね、お魚を食塩水につけ込むなんて

でもこれは、どんなお魚にも適応出来る(お刺身以外ね)とっておきの下処理です。

生臭味が消え、身が締まって美味しくなります。

この程度の時間では塩味が付くことは有りませんから大丈夫。

ペーパーで水気を切ったサーモンに塩こしょうを強めにして、小麦粉を薄くはたき、

少し多めのオリーブオイルで皮目からこんがり焼き付けます。

一口大にカットしても良いのですが、大きなまま焼く方がジューシーに仕上がります。

バルサミコ酢オリーブオイルで和えたお好きなお野菜の上に焼きたてを乗せます。

熱々サーモンと冷たいサラダがマッチして、主役級の一品になります。

私はこのサラダには必ずキャンディーコートしたピーカンナッツを入れます。

この甘みが、とっても良く合うと思います。

 

二品目はマナガツオの立田揚げ

この場合も、一口大に切ったマナガツオをこのように塩水につけて下処理します。

水気を良く拭いて、醤油、みりん、酒、ショウガの絞り汁につけ込みます。

この時、漬けダレがヒタヒタにならなくても、こうしてラップを表面にぴったり貼付けて、

手で軽く押さえてみて下さい。漬けダレがラップとお魚の間にちゃんと入り込んでくれます。

多過ぎる漬けダレは勿体ないです。

こちらは是非とも3~4時間、ゆっくりと味を染み込ませて頂きます様お願い致します。

揚げまーす。

この時、片栗粉に適当な分量で良いのでベーキングパウダーをふたつまみ程加えてみて下さい。

驚く程カリッとサクッと上がります。そして冷めてもベットリしません。

特に水気の多い魚介類の唐揚げや、揚げ出し豆腐等はてきめんに差が出ます。

マナガツオの立田揚げ

 

生臭味がすっかり消えて、美味しく揚がりました。

これね、鶏肉と間違える方もいらっしゃいます。それほどお魚臭が無いんです。

鶏のササミの唐揚げを、もっと柔らかくした感じ。

 

お魚料理2品、どんなお酒にもマッチして、

お肉を食べることが大好きで、だけどちょっと罪悪感な方々に大ウケです。

 

では

 



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