カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

ノースリーブ・ブラウスの勧め

2011年05月02日 | Fashion

レザージャケットのインナーにタンクトップ

その昔、”なんか格好いいぞ”と思いつつも、

真冬と真夏のアイテムという対極的なコーディネートに疑問を抱いて、

でもキザじゃんと結論付けていた私です。 

、ここで暮らすようになって、

そのコーディネートが理にかなっている気候も有ると知りました。

朝の気温10°以下、日中30°というのが珍しくないところでは実に合理的なのですよ。

以来、私のインナーに対する考え方は大きく変わりました。

 

これらが私のインナーです。

衣替え等しませんよ。上に着るものを変えつつ一年中着るのです。

私にとってのインナーの条件は、

コンパクトでアウターに響かず、且つ一枚で着てサマになる。』デス。

インナーとしてのコットン100%のTシャツの肌触りの良さは否定出来ませんが、

Tシャツというのはアレですね、鍛え上げられた肉体にこそ映えますね、

残念ながら・・・・・。

不徳の致すところですが、私はそういうボディーを持ち合わせておりません。

そこで私が取り揃えているのは、サテン、シルク、ジョーゼット等、

艶があり、風をはらみ、下着が透けず、型くずれしない素材の

ノースリーブ・ブラウスの数々です。

お前の身体は幾つ有るんだと批判を受けそうですが、

一年中着続ける事、Tシャツはワークアウト用以外は持っていない事等を考慮して、

大目に見て頂きたくお願いいたします。


ブラウスと言いますと、フェミニンな印象になってしまうと思われるかもしれませんが、

私はデニムやカーゴ、ショーツ等、素材やシルエットを選ばず、

カジュアルにもどんどんコーディネートします。

チュニックより丈が短いのでショート丈のジャケットの下にも合わせ易いかと。

このショートトレンチの下に着たストライプのブラウスも、

他の写真と同型のものです。極々カジュアルなコーディネートです。

 

旅にも持参します。何しろジャブジャブ洗って2~3時間で乾き、シワにもなり難く、

バスルームの細いロープに掛けておいても伸びたりしませんから便利なのです。

Tシャツは薄いのに結構乾きませんし、濡れたまま干すと変に伸びますでしょ?

何日旅をしようとも、行き(帰りの事は聞かないで)の私のスーツケースがスカスカなのも、

一番枚数の必要なインナーが、丸めてしまえば靴下と同じ大きさになってしまうからです。

なんならパジャマ代わりにもなりますよ。


これだけ手荒な扱いに耐えてくれるタフさを持ちながら、

一枚で着ても、脱力感が前面に出ないでくれるところが好きなんです。

ノースリーブが気になりますか?

自信がないなら肌は隠す!これは基本と言えば基本ですが、

レストランやバーの照明や、真昼のビーチの光は意外と女性に優しいのです。

そういう場所では、適量ならば肌は出してこそ自然であり粋なのです。

野暮な羽織ものなど、サラッと脱ぎ捨ててしまうのが女の心意気。

それ以外は隠しておけば良いのです。


こういうアイテムは、買おうと思って真夏に探すと結構お値段も張ります。

私は真冬にクリアランスコーナーの片隅で居心地悪そうにしているものを探します。

それはそれは、驚く程お買い得になっていたりしますので。


最後に、選ぶ時のコツなんぞを少々。

脇と襟ぐりは必ず身体にフィットしている物をお選びくださいまし。

前のめりになると下着が丸見えになったり、脇ぐりが大きすぎたりしますと、

結局下に何かもう一枚着なければならなくなり、

『一枚でも自信を持って着られるインナー』の役割を果たしませんので。

ちなみに写真の物は全て、ブラのストラップさえ気にする必要のない形です。

 

おまけ

サテンは油のシミが目立ちますね。

そんな時はメイク用のクレンジングオイルをお試し有れ。

シミの部分に少量載せて油を浮かせ、その後石けんで洗うとキレイになります。

 

※ファッションのお話しになるとどうしても長くなりまして相済みません。

では



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