カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

ランチにお招き

2011年05月05日 | Food


私は親しい方を食事にお招きするのなら、どちらかと申しますとランチが好きです。

こちらの方々は週末は家族で過ごす事が大前提。

ですので食事のお招きは可能な限り平日にするように心がけています。

ディナーの場合、夕暮れ時の早い時間にダイニングでお食事をスタートし、

バーカウンターに移動して一杯というのがコースですが、

時間が経つのがあっという間で、なんだか気持ちが焦ります。


それに引き替えランチはゲストにも私達にも心に余裕が有ります。

そんな時私はディナーのようにあれこれとお料理を並べるのでなく、

あらかじめ準備を完了しておいて、私自身も一緒にテーブルに着けるメニューを選びます。

 

例えばこんな感じ。

五目チラシの上に、まあこの辺りでも手に入り易い具材を載せたランチボックスです。

今や食は国境を軽々と越えていますから、皆さん何でも召し上がります。

特に私達の友人は食べる事がいつも生活の中心にある人ばかりですので、

有り難い事にお出しするお料理に悩む必要は有りません。

そんな訳で日本酒を好まれる方も多いので、メニューによっては、

つめたく冷やした日本酒が登場する事も有ります。

ひとつだけ、ランチの席ではディナー以上に色鮮やかなお料理を心がけます。


お天気がよければ、食後はプールサイドに出て、白ワイン等という事になります。

 

そんな時には簡単につまめるフィンガーフードも用意します。

 

市販のパイ生地を型抜きして、カットしたカマンベールチーズと

マーマレードを乗せてオーブンで焼くだけの簡単レシピです。

仕上げにブラックペッパーをガリガリ挽いて、

ミントの葉を飾ると、色鮮やかで太陽によく合う一品になります。

トーク・メニューは、アート、食、旅、ガーデニング、音楽等々。

デッキチェアーでお昼寝をする人有り、プールに飛び込む人も有り。。。。。

王様も右往左往しながら、それなりに来客を楽しんでいます。

時間がゆっくりと流れて、いつの間にか夕暮れ。

とても楽しくて、何だか名残惜しいですね。

そのまま『簡単にパスタでもいかが?」等とお引き止め出来るのも、

このランチの集まりの楽しいところです。

 

まだまだ楽しい時間は続きそうです。

 



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