真夏が勢力を巻き返して参りました。日中は40℃に迫ろうかという勢いです。
来客が続き、よく遊び、よく料理をし、よく食べ、よく飲みました。
暑い季節の暴飲暴食。
正直申しまして、まだこのような無理が出来る我が身に内心ガッツポーズな私ですが、
身体が変調をきたさないうちに、体の中からメンテナンスしなくてはいけません。
只今、独断と偏見の食事療法中でございます。
日焼けや極度な乾燥、塩素を含んだプールの水等、遊び過ぎから来る肌や髪のダメージにも、
暴飲暴食、加えて夜更かしから来る内蔵の疲労にも、
動物性タンパク質を減らし、ビタミンを効率よく吸収する調理法で整えた野菜料理が効きます。
で、今夜はメインディッシュにもなる、私のオリジナル創作料理、
タイ風冷や奴です。
メインとなる一皿ですので、冷や奴とは申しましても、
若干手間とお金を掛けて居ります。
私的には豪華食材に分類されるMade in Japanの桜えび。
ネギとニンニクのみじん切り。
タイ料理好きの我が家の庭で栽培しているタイバジル。
そして勿論お豆腐。キッチンペーパーに包んで10分程水切りします。
冷たいままのフライパンにネギとニンニクを入れて、多めの油を注ぎます。
冷たい状態から徐々に温度を上げていく事で、焦げる前に油に香菜の香りが十分移ります。
香りが立って来たら桜えびを投入。全てがカリッとするまで弱火でじっくり揚げ焼き。
火を止めてからタイバジルをちぎって入れて一混ぜ。
お豆腐の上から油とともにジュっと乗せます。
タレは我が家の常備ダレ、刻んだタイチリとナンプラーを合わせたもの。
それを掛けて、ライムを絞って頂きます。
ちなみにOQSTUDIO定番の、このタレの器。
受け皿と一体になっていて、テーブルの上で回し使いするのに便利です。
この冷や奴は桜えびとネギ、ニンニクのカリッとした食感と、旨味の出た熱々のオイル、
ナンプラーの豊かな風味にタイチリの辛さとライムのさわやかさがとても素敵なハーモニーです。
最近では、お豆腐の栄養価や、食材としての可能性が高く評価されていて、
どんなスーパーでも購入可能になり、それに伴いお豆腐好きも増えています。
夏の夜に、こんなメインディッシュも喜ばれます。
おもてなしの時には、可愛らしいフライパンを用意して、
ダイニングテーブルに卓上コンロを運んでネギやニンニク、桜えびを準備し、
素晴らしい香りが、ゲストの期待を充分に高めた頃、
目の前でお豆腐にジューっと・・・・・結構ウケます。
この夜の、その他のメニューは、
野菜色々とスモークソーセージのカレー&ウスターソース炒め。
カレー炒めをお作りになる際、是非仕上げに鍋肌からウスターソースを廻し入れてみて下さい。
カレーの風味が引き締まり、旨味を更に引き出してくれると思います。
一口ゴマだれそうめん。
一輪を二人で分けた、極く少量のそうめんですが、そうめんを盛りつけ、だしを張って。
上から練り胡麻を少量掛けてあります。
栄養価の高い練り胡麻が溶けたお出汁を全部飲み干せるように、薄味に仕立ててあります。
シンプルなお料理ですが、沢山の食材を少しずつ。
こんな晩御飯がホッとしたり致します。
では