もんく [とある南端港街の住人になった人]

街で会話の練習

初めての街でバスを待ってみた。バス停には路線図も時刻表も無いので何時どこ行きが来るのか全然わからないのでどうしても来た人に聞くことになる。中華系のおじいさんが来たので聞いてみたら目的地へ行くバスが来るとわかって安心した。おじいさんも同じ方向へ行くらしい。

マレーシアは英語が適当に通じるので助かる。ネイティブではないので単語と単語をはっきり区別して発音してくれるので分かり易い。それに英語のクラスと違って細かい文法上の間違いより話の内容の方が重要だから楽だ。おじいさんはいろいろアドバイスやらバスの中での街のガイドやらしてくれたので地理感の無いこちらにはとても良かった。一般にマレーシアの人はホスピタリティがあると思う。そしてとても豊かな気持ちになれる。

おじいさんは路線バスは中国製だから時々故障して来ないことがあると言っていた。バスの見た目は悪くない。とてもキレイで中国製のイメージは無いけれど、乗ってみてわかった。客室はキレイだったがエンジンの音と振動は確かに日本製バスでは感じられないものがある。

おじいさんはマレーシア製の乗用車も品質が良くないと言う。そちらも見た目は全然悪くない、どころか日本製よりもデザイン的にはカッコいい物もあるが本当はどうなのだろう。道端で故障している車を見ることがないので信じられないが。日本製も昔は品質が悪かったからきっとマレーシアのもすぐに良くなるだろうと言ってみた。

一番驚いたのは、こんなにみんなが英語を話している国なのにマレーシアの英語教育が全然ダメだと言ったことだ。大学でもインターナショナルでない大学の方はダメなんだと言う。こんなに海外留学生が多い国でその言葉はちょっと信じられない。だったら日本はどう言ったら良いのだろう。

そんなわけで、街で人と話すのも勉強になると思った1日だった。
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