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もんく [とある南端港街の住人になった人]

ミカン、ドリアン

年が明けてから、道端のいつもドリアン屋さんが並んでいるところがミカン屋さんになっている。

中国系住民にとってミカンは正月に縁起が良いものらしく箱買いされる。ミカンは中国あたりから大量に輸入されているのかと思われる。ミカンの国の日本人から見ればちょっと新鮮さには欠けるがものによってはちゃんと甘い。

今日、職場で2個いただいてきた。1個づつセロファンに包まれていて正面には「吉祥如意」のような赤文字が書かれていた。きっと中国系にとっては気持ちが盛り上がる季節なのだろう。大型連休にもなることだし。


ところで最近ミカン屋さんに押されてと言うわけではないが、ドリアン屋さんが出ていなかった。ドリアンが無いと出ないでドリアンが出ると店が出る。(彼らはドリアンの無い時期に何をやって生きているのだろうか。)今日、その場所を通りかかったら久しぶりにドリアン屋さんが2軒店開きしていた。近くをスクーターで通るだけで匂いでわかる。ちょっと前まで毎日雨が降ったのでドリアンが育ったのだろうか。


ドリアンには人の親指の先をさらに一回り大きくしたほどの大きさの白い種が入っている。

これは土に埋めておくだけでほぼ100%芽を出す。それに一度芽を出すとよく伸びる。なのになぜかそれをする人がほとんどいないと言う不思議がある。実を買えば一番最低のものでも1個25リンギット(700円)もすると言うのに。どうしてだろう? そのうちやってみたい。このアパートの敷地には木が生えても大丈夫なスペースはたくさんあるから。お掃除の人に刈り取られないようにする必要があるけれど。
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