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もんく [とある南端港街の住人になった人]

タイムドメインについて考えたこと

今日は特に何もしなかったのだけれど、タイムドメインの件で1つ考えた。

というのは、現在主流になっているコイルとコーン紙で構成されたスピーカーユニットは、そもそも共振を利用して音を出している物なのだから時間によって電気信号の値に正確に比例するように動くということは厳密に言えば無いのだよなあ、と。

例えば何かステッピングモーターのような機構でコーン紙を動かすのならある程度できる気がするが、それにしたって全体が完全に一体で動くのは難しいし、質量があって何かで吊っているとなれば完璧には無理だろう。例えば筋肉のように電気信号で太ったり痩せたりが素早くできるスピーカーであれば可能かもしれない。


それで、今の一般のスピーカーが何やっているかというと、電気信号に完璧比例を目指しているというよりは狭い個人の響きがイイカゲンな部屋の代わりに箱で鳴らしてくれているのだ。だから箱が環境をかなり整えてくれているわけで、忠実度を競っているのとは違う。前にも書いたが原音忠実は幻想であって、どの鳴らし方が好きかという「好み」にどうしても行き着く。


今日はこれまで。おやすみなさい。
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