Orange Park

好きなものの、あんなこと、こんなこと♪

海堂尊。。。にどっぷり\(*^ ^*)/

2009-03-06 | 
友人に借りた『バチスタの栄光』で海堂さんの魅力に取り付かれてしまった私。
あれから図書館でコツコツの予約をし(なんせすべての本が貸し出し中)数日前にすべてを読みきった! 

あっ、最新作はまだだ 何せ予約人数がすごくて、いったいいつ読めるのかしら?


【ナイチンゲールの沈黙】これも例の白鳥&田口コンビ作。
ちょっぴり悲しく…それでも白鳥は元気いっぱいでした



第三弾となる【ジェネラル・ルージュの凱旋】は明日公開される映画にもなった。
確かにこれは映画にしたくなるような速見という医者のキャラが最高に素敵
なにやらTVCMを見ると演技派の堺雅人が演じる模様、いいねいいねぇ。
でも、私的には「速見」のイメージはもちっと大柄でシャープな男前って感じなんだけれども(^_^;

【ブラックペアン1988】は↑の登場人物達が医学生としてチョイ役で出てます。
それが現在の彼らになる要素がいっぱい詰まってます。面白かった!




【螺鈿迷宮】はちょっと怖いかも、もちろん白鳥は健在で部下の姫宮なる女子が大活躍?
この作品もすべの作品にリンクしてます。それが素晴らしい


【医学のたまご】は↓の【ジーン・ワルツ】と関連していたことに読後気が付いた(笑) それ以上はネタばれになってしまうので・・・チャック

主人公は中学生男子で訳あって大学病院の研究室で学ぶことになり、それからストーリーが展開してゆく。
文章が横書きになっていて最初は読むのが辛かったけれど、内容が面白くて結局一気読み(^_^;




【夢見る黄金地球儀】はまったく↑の作品達とは関係なし!
いゃ…ほんの少しあるか…ナイチンゲールの主役二人がその後の彼らとして登場してます。

これも関連小説ではないけれど、楽しくて最後の大どんでん返しがすごかったな。




【死因不明社会】は小説ではなく海堂先生という医師から見た現在の医学界のあり方を誇張せず記してある。
彼の医師としての熱い思いが文章の端々から感じる、ちょっと難しい医学書のような本。
かなりの拾い読みで終了




【ジーン・ワルツ】は産婦人科医(女性)が主人公なのだが…これも今話題の人工授精などを取り扱った、ある意味怖い怖いストーリー。
でも、怖いだけじゃなく現在の問題点をしっかり読み取ることが出来るかも。
女のしたたかさと母となった女の愛情の深さが、悲しかったりしたなぁ

それを感じると共に、男の歯がゆさ&やりきれなさも切ないものがあった。





。。。以上、自分の覚書として簡単にすませてしまった

すべての本が同じ「桜宮市」を基点としているので、あれもこれもリンクしていてこんな風に本を楽しめたのは初めてかも!
今で言う「スピンオフ」って感じなので、出て来る人すべてに愛着がもてるのである。
本当に面白くて楽しい読書週間であった



それにしても白鳥&田口&姫宮のキャラクターは最高に面白かった




ちなみに海堂さんってこんな人⌒( °°)⌒ パタパタ