土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

幸福党が、民主主義的国民政党であることを証明した男 橋詰毅(つよし)の功績

2013-07-07 21:58:20 | 天才橋詰つよしの挑戦

                                                                 (野中兼山作 手結港)

土佐のくじらです。

私の古い友人であり、今行われている参議院選挙高知選挙区候補者の橋詰つよし氏の地方政策は、余りにも優れているので、
友人であることを差し引いても、高知県民としては応援せざるを得ません。

地方政策というのは、とても大事なのです。
それは、「候補者が、地域を見ている証」となるからです。

お医者様は患者を診、検査結果を診た上で、総合的な診断を下して後、治療を開始し薬を処方しますね。
政治も同じなのです。

現場を見、住民の声を聞き、それらから導き出される問題点を総合的に判断し、問題解決策を総括的に選択するなり、創造するなどして解決していくものです。
これが、「国民の側に立った政治姿勢」の表れなのですね。

医者が患者も診ずに、検査もせずに治療を開始したりすれば、どう思われますか?
それはきっとヤブ医者か、病院や医者の都合で治療しているとしか思えませんよね。

政治も同じです。
もしも地方選出候補の方が、地域に関する定見を出せなかったり、将来のビジョンを示せないのであれば、
それは地方を見ていないか、地方を見て問題点を抽出する姿勢や技能がないということです。

もしくはその候補者は、一定のイデオロギーを押し付けることにのみ関心があって、
現実に国家や地域(地域も国家です)、そして国民や地域の有権者(地域の有権者も国民なのです)を、
どう導いていくかには、関心がないということの現われです。

これはつまり、その候補者が出馬する母体政党が、イデオロギー政党であることの証明なのです。
イデオロギー政党は、イデオロギーの国家国民への定着にのみ関心があるのであって、
国家や地域そして国民を、どう導いていくかには関心がないのですね。

イデオロギー政党は、あくまで政治の立脚点が、党にある訳です。
これではその党が与党になったときに、どういう施策を取られるかはわかりませんよね。
そこに怖さがある訳です。

手術の必要性を精査してから手術をする医者ではなく、手術の腕を上げるためや、成績を確かめるために手術を勧める医者のようなものです。

私は、橋詰つよし氏が今回出馬した幸福実現党の、4年前の立党時からのウォッチャーですけど、
当時、幸福実現党の高知選挙区出馬候補者はいずれも、「今後の国家をどうしたいか?」には答えられても、
「今後、高知県をどうしたいか。」には答えられませんでした。

しかし今回橋詰氏は、緻密に練りこまれた地方政策をビジョンとして持っていることがわかりました。
私は「橋詰氏は、これぞ野中兼山の再来だ。」と思いました。

これは、幸福実現党という政治組織が、決してイデオロギー政治組織ではないという証明なのです。
仮にも、幸福実現党という政党の枠組みの中で氏は活動しているのですから、母体である幸福実現党が、
自らのイデオロギーの普及にのみ関心がある政治組織であるならば、こういう橋詰氏の行動は許されないのですね。

私は幸福実現党の、高知以外の選挙区での地方政策を存じませんが、そういうことは関係ないのです。

4年前の、高知選挙区候補者が地方政策を示せなかったのは、幸福実現党がイデオロギー政党ではなくて、
単に地域を見るだけの時間的余裕や、当時の候補者が地域を見る目がなかったという、時間的、個人的な理由であっただけということです。

それを橋詰氏は、今回証明したのです。

つまり幸福実現党は4年かけて、国政レベルだけでなく、地方レベルにまで定見を持つまでに成長したということです。
そしてまだ、地方レベルでの定見を持っていない選出候補がいたとしても、それは一定の時間のもと、ちょっとしたコツなどの技術的なことで、他の候補者も今後は持つように、いずれはなるだろうということです。

またイデオロギー政党であれば、その政党のイデオロギーに共感する人が増えない限り、得票は得られませんが、
地域政策があれば、それに共感する人であれば、イデオロギーに関わりなく得票の機会が増えることも意味します。

これが国民政党の証です。
国民政党であれば、イデオロギーに関わりなく得票を得られるのです。

一定のイデオロギーの元、活動している政治組織は、そのイデオロギーを信奉する人以外の支持は、まず得られません。
これは宿命です。
長く活動している政治組織なのに、ある一定以上の支持が得られないところは、イデオロギー政治組織ということです。

それは、患者を診ない医者のごとく・・・。
これ以上の喩えはやめておきますね。(笑)

幸福実現党は、幸福の科学という宗教を母体とした宗教政党ですが、ここが単なるイデオロギー政党ではなくて、
同時に国民政党であることを、橋詰氏は立派な地域政策を提示することで証明したのです。

それはつまり、橋詰氏が所属し、母体としている幸福実現党は、
「国民の側に立って活動している政治組織」であるという証明でもあるのです。

                                                    (続く)








野中兼山の再来 橋詰毅(つよし) 天才の片鱗

2013-07-07 15:21:00 | 天才橋詰つよしの挑戦

土佐のくじらです。                                                       (野中兼山作 野市の三つ叉水道)

拙ブログを大変好意的に扱ってくださっているブログ「花降る里」さんに、
とても興味深い記事がありました。

この中で、私、土佐のくじらが、
今行われている参議院選挙高知選挙区から立候補している、橋詰つよし氏ではないか・・・というものでした。
http://megamiyama.iza.ne.jp/blog/entry/3122521/

どうやら氏の持論、「野中兼山の再来を目指す」の記事が、私の文調と似ているのが原因かと思います。
http://ameblo.jp/hashizumetsuyoshi/entry-11528912913.html
(野中兼山に関しては、橋詰つよし氏のブログが詳しいのでご参照ください。)

確かに似ていますね。
同じ高知県在住ですので、ブログ花降る里のオーナーであるmegamiyamaさんがお間違えになるのも無理はありません。

結論から申し上げます。
土佐のくじらは、橋詰つよし候補ではありません。(笑)

ただ、論調が似ているのには理由があります。
橋詰つよし氏と私は同年代であり、20年来のお付き合いのある親友の間柄で、議論仲間なのですね。

橋詰氏も私も、高知県民に多い議論好きで(笑)、一つのテーマで夜中まで議論することもしばしばでした。
橋詰氏は、さすが中央大学法学部政治学科卒業だけあり、国防や経済、土木事業や予算に関する定見が高く、
とても学ぶことが多くございました。

私は独特の歴史観を持っておりましたので、お互いに刺激しあい、学びあえる間柄でした。
ですから橋詰氏と私は、影響を受け合っていて、私的ではありますが、定見はそう変わらないのではないかと思います。
(もちろん、橋詰氏の方が、知識は圧倒的に豊富です。)

このたびの参院選出馬の際にも、私は橋詰氏からご相談を受けました。

彼が出馬する幸福実現党は、立党から4年余りの新政治組織ですが、その基本政策のレベルは発足当初から高く、
アベノミクスや国防への、現政権の大きな選択は、幸福実現党が立党時から述べ続けているものです。

しかし基本政策の高さとは別次元で、一票を果敢に取りに行くという選挙型組織として、
幸福実現党はまだ未熟なところが多く、現時点での橋詰氏の出馬の決意は、私は友人として心配しておりました。

ただ橋詰氏は、超頑固な性格ですので、一度決めたことを自分の都合でやめる男ではありません。
私は静かに、友人として応援しようと思いました。

しかし橋詰氏の、私に対して語った言葉は、私の脳天を打ちぬきました。

「これは、大変な素質を持った人が、身近にいたものだ。」

私はそれまでの、人物眼のなさを反省すると共に、心打ち震えました。
その言葉とは何か。

如是我聞ではありますが、ご紹介いたします。
(本当は、バリバリの土佐弁の会話なのですが、高知県人以外は伝わらないと思いますので、標準語でお伝えいたします。笑)

「東京や大阪、これらの大都会が発展することは良いことだ。」
「これらの大都会は世界と競争し、国家の富を稼いでもらわなければならない。」

「しかし同時に、地方も発展するべきだ。」
「昔、尖閣に住んでいた方が、今でもそこで暮らしていてくれていたら、中国に隙を与えることはなかった。」
「尖閣からの教訓は、地域が発展繁栄しなければ、国家は守れないということだ。」

「このままでは高知は、100年経てば誰も住まない地域となる。」
「高知は尖閣と同じ扱いになり、四国の防波堤と成り果てる。」

「地域を発展繁栄させることで、この国を守りたい。」
「それができるのは、私しかいない。」
「他の地域は、高知のやることを後追いでやれば良い。」

「それで、この国は完全に守れる。」


そして彼の地方政策、「高知100年繁栄の計」をお聞きしました。

橋詰氏は、「野中兼山の再来を目指す。」というのが持論です。
しかしこれは、謙遜だと思います。

彼こそ、野中兼山の再来そのもの、いやそれ以上ではないかと思いました。

私は思いました。
「この男は、党派宗派を超え、全ての高知県民が支持するべき人物である。」と。

次回からしばらくの間、友人であり天才政治家の卵である、橋詰つよし氏の政治ビジョン、
特に地元高知県への地方政策について、氏から伺った、高知繁栄の秘策をご紹介したいと思います。