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お茶挽(ひ)き素麺
(写真:素麺を中心に、時計回りで、「剥きゴマ(薬味)」 「自家製の胡瓜の糠漬け」 「手羽のコッテリ煮」 「自家製・つけ汁」、薬味の「刻みミョウガとおろし生姜」 ★「手羽のコッテリ煮」に新ジャガが半分だけ顔を覗かせている)
毎度、素麺のお噂でお暇をちょうだいします。こう暑くなってくると、昼餉は素麺が食いたくなる。
本日は「お茶挽(ひ)き素麺」の登場。 広辞苑によれば… 「お茶を挽く」とは、遊女や芸妓が客がなくひまで遊んでいる。ひまな時には、葉茶を臼にかけて粉にする仕事をしたからいう。
つまり夕餉の残り物(売れない遊女・芸妓)で作った昼餉の素麺定食というくらいの意味。
まず「野菜のコッテリ煮」を説明しなければ、話が前に進まない。
昨夜は、「野菜のコッテリ煮」を作った。
作り方は至って簡単。
① 材料:丸ごとの新ジャガ、人参の大きめのぶつ切り、新タマネギ、戻し椎茸、鶏の手羽肉(出汁替わり)
② 調味料:サラダ油、醤油、砂糖、日本酒
③ 作り方:↓
中華鍋に多めのサラダ油を入れ、弱火で刻みニンニクを炒める。匂いがたってきたら、①の材料を入れる。
全体に油が回ったら、椎茸の戻し汁と日本酒を入れて強火で煮る。二、三分で日本酒のアルコールは飛ぶから、醤油と砂糖で濃いめの味付けをする。
十分ほど煮たら、中火にする。 水分が少なくなったら仕上がり。暫く放置すると、味がしみて旨くなる。
④ ポイント:濃いめの味で、コッテリと仕上げる。若い人向きだが、中高年にも‘もちろん‘ウマイ。
………で、何の咄をしていたのだっけ??? あ、そうそう、「お茶挽(ひ)き素麺」だ。
「野菜のコッテリ煮」は意外に好評で、ウマイウマイというので、キレイに食べてしまった。
結局「お茶挽き」になった(食べ残った)のは、新ジャガイモ一個と僅かの煮汁。これを冷蔵庫で保存。
出汁のはずだった手羽が予想外にウマカッタので、「お茶挽き」の芸妓に、手羽を追加して煮込んだのが、写真手前の「手羽のコッテリ煮」。
簡単でオイシイですよ。それもそのはず…手羽(手間)はかかりませんでした。
06.08.12