イノシシのキバ
今年はさすがイノシシの話題が多い。そのひとつに……
イノシシのキバは後ろ向きに生えている というのがあった。
エッ!?ウソッ!と思うだろうが、本当らしい。 そのように主張するのは毎日新聞の下記の記事だ。
因みに、記事の一部を転載しておこう。
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イノシシ:誤解だらけの実像は? 突進はパニック時のみ
猪突(ちょとつ)猛進--。今年の干支(えと)・猪(いのしし)(亥)の形容だが、実際に猪が走ることはめったにない。年賀状では版画やイラストでさまざまな姿がユーモラスに描かれているが、間違いも多い。一方、今冬は各地で猪による被害が続いている。誤解だらけの猪の実像は?【石塚孝志、坂巻士朗】
■キバは後ろ向き…誤解も多い
まずは新年に届いた年賀状を見てほしい。
猪に詳しい茨城県つくば市の中央農業総合研究センター上席研究員、仲谷淳さん(51)は「世間でイメージされている猪と実物にはかなり違いがあります」と指摘する。
キバの形状がその一つ。猪は冬眠中のカエルなども食べる雑食性だが、基本は草食だ。勇ましくキバが前を向いているのは間違いで、後ろ向きが正しい。またキバが長いのはオスで、キバの立派な猪の乳を子が吸っているような図柄も誤りだ。
行動も実情とは異なる。猛スピードで突進するのは人や犬に襲われ、パニックになって逃げる時ぐらい。「人間が猪を見るのは主に狩猟の時だから、そんなイメージが定着したのでは」という。
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年賀状を調べろというのだから、調べてみた。なるほど……仰せの通り、ほとんどが前向きか、上を向いて前向きだった。
上に向かって前向きだったものはかなりの枚数があった。
純粋に後を向いているのは、全体のうちのたった3枚だった。
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以上、毎日新聞の命令通り、我が家の年賀状を素直に調べてみた結果だ。でもイノシシのキバが本当に後に向かって生えているかどうかまでは知らない。責任は持てないよ。
07.01.11