先週の敬老の日、
車で30分くらいの距離の
実家へ行って
母に会ってきた。
手土産はイオンで買った「白えびせんべい」。
お饅頭とか最中にしようかと思ったけど、
「肥えるーこんな食べれんわ」とか言われるし、
せんべいの方が日持ちするもんね。
実家に行くと今年81歳になる母が
「会いに来てくれてありがとうー
これいつものせんべいやねー」
と嬉しそうに出迎えてくれた。
そして、
「ガソリン高いやろ?
わざわざ来てくれたんやし
ガソリン代やろうか?」
と言った。
私は「そんなんいらん、いらん」
と断った。
テレビの横に、
前日お姉ちゃんから送られた
豪華な花のアレンジメントが飾ってあった。
(姉は実家の近くに住んでいる)
うわーやっぱり花にすればよかったかなぁー
でもこんな豪華な花はとても買えない。
やっぱお姉ちゃんにはかなわないなぁ、
(いや張り合う気もさらさらないけど)
言い方がちょっとキツイ時もあるけど
(いやそうとうキツイな)、
私と違ってとてもしっかり者なのです。
花の写真をブログに載せたらお姉ちゃん怒るかな、
(怒ったら怖いぞ〜)
と母に言ったら、
「いい、いい、黙っとけばわからん。
それより、その写真頂戴」
と言った。
少し話したあと母にも、
「写真撮ったげる」とアイパッドを向けた。
すると母は
「えーこんな格好でいややわ、着替える」
と言った。
それから、ちょっとよそ行きのTシャツに着替え、
その上に
「これ、じいちゃん(私の父)に昔買ってもらってんよ」
と言ってピンク色のシャツを羽織った。
「へぇ、似合ってるよ」
お世辞でなく、本当に似合っている。
「じゃあ、撮るよー」
と私が言うと
母はにっこりアイパッドに向かって笑った。
何枚か撮ると、
母は「見せて見せて」
と言ってアイパッドの写真を見た。
にっこり笑った一枚が気に入り、
母
「これいいわーいいがに(良く)撮れとる」
私
「でもこれ、ちょっとピンぼけやよ」
母
「でもこれがいい」
と言った。
80歳のおばあちゃんだけど、その写真は
本当可愛く撮れていた。
1時間くらい話して
帰る時に、
「野菜ジュースあげる」
と何本かくれた。
「ナンバも持ってって、悪魔避けやよ。」
なんば(唐辛子)は
悪魔避けだそうだ。
玄関に置いて置くらしい。
母が描いた絵手紙とセットでもらった。
母は絵を習っている。
小学校以来絵を描いたことはなかったらしいけど、
年とってから習い始めてもう10年以上になる。
どれ位前か忘れたけど、
キチンと額縁に入れた
かわいい蜂の水彩画を一枚もらった。
ちなみに
母はナンプレも得意。
ジュースとナンバセット(?)
をもらって
ちょっとわらしべ長者気分で家に帰った。
ナンバはどうやって
玄関に置いたらいいかわからず、
結局スーパーの袋に入れて、
以前母のくれた
馬の蹄鉄と一緒に
傘立てにぶら下がっている。
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