ふうたんがいて、ノワちゃんがいて

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『かこさとしのひみつ展』

2018-09-08 | 日記

絵本作家 かこさとしさんの『かこさとしのひみつ展』に行ってきました。

場所は、川崎市市民ミュージアム。武蔵小杉駅からバスで10分ほど。

(武蔵小杉駅なんて、初めて利用しました。)

プログラムは、だるまちゃんが沢山描かれています。

紙の厚みも有って、上等です。

かこさんは、1926年生まれ。東大工学部応用化学科卒業。

東大では演劇部にいた。卒業後、昭和電工株式会社の研究所に勤務の傍ら、当時盛んだったセツルメント活動で、子どもたちと関わるようになった。

セツルメントというのは、地域住民の生活向上を目指す活動で、かこさんは、子供会で子どもたちに紙芝居をしたり、創作を指導したりしていたそうです。

その頃会社は土曜も出勤で、日曜の子供会活動は結構大変だったと会場内の映像の中で話していました。

当時の写真が展示されていましたが、にこにこと楽しそう、東大の五月祭に地域の子ども達を連れていった写真も有りました。

600点以上あるという著書のうち、随分たくさんの原画が展示されていました。

会社の名前のレポート用紙の裏にだるまちゃんが描いてあったり。

断面図というコーナーがあり、エスカレーターや噴火する火山や地球の断面図、「だいこんだんめんれんこんざんねん」という野菜の断面図など面白かった。

どの絵もすばらしく、楽しく、緻密で、誠実で、いつまでも見ていたい。

かこさんは、この展覧会の準備をしていた今年の5月2日に92歳でなくなりました。

『プロフェッショナル仕事の流儀』で、亡くなる何日か前まで、次の作品の事を話していたのを、6月の放送で見ましたが、たしか水滴がテーマだったような気がします。残念です。

☆私は、『どろぼうがっこう』が好きなので、下のクリアファイルを買いました。

☆これは、『からすのぱんやさん』。知合いの小学2年生の女の子にあげます。

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