(出版元の国書刊行会のホームページからお借りしました)
最近、重たい本ばかり読んでいて、なんとなく気分も沈みがちになってしまう感じだったので、
アガサ・クリスティーと「シャーロックホームズ」ともう1冊借りてきたのがこの本です。
去年、美智子さまが84歳のお誕生日を迎えた時に、時間ができたら読みたい本ということで、
「ジーヴスも2、3冊待機しています」とおっしゃっていたのが、気にかかっていて、
いつか読みたいと思っていました。
ジーヴスは執事。(正確には従僕だそうです。)
執事といえば、カズオ・イシグロの『日の名残り』のスティーブンと、NHKのドラマ『ダウントンアビー』のカーソン。
執事の立場に誇りをもって、愚直なまでに誠実に、ご主人に仕え、信頼に応えようとする。
この2人の執事がとても見事で、泣かされました。
ジーブスは、今のところ、ちょっと違うかな。
笑わされたり、なるほどと思わせる場面が多いです。
読みながら、ふと思ったのですが、美智子さまは原文で読んでるのでしょうね。
原文と翻訳では、味わいが全然違いますね、きっと。
いろんな本出版さているようですね。
それゆけ、ジーヴス/P・Gウッドハウス趣味は読書
それゆけ、ジーヴス/P・Gウッドハウス趣味は(小説)
読書は、苦手で最近の読解のないほうで・・・恥ずかしい思いしています
ご主人のみならず、その友達も、思いがけないアイデアで救います。
ただ、本の帯にも書いてありますが、「笑いの古典」とあるように、解決の仕方がコミカルです。
私は、読むことは読むけれど、ハマるという感じにはならないかなと思いました。
まだ、半分しか読んでいないのですが。