チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

「宮城事件」 ってご存知ですか?

2012-06-25 20:27:14 | 脱原発・反原発・非原発
「チャーリーの青空トーク」へようこそ。

こちらは今日もイイ天気!  青空の下で、チャーリーの話を聞いてもらいましょー。

突然ですが皆さんは、「宮城事件」 をご存知ですか? 1945年8月14日から15日の敗戦の日にかけて発生
した、帝国陸軍若手将校の反乱事件です。   
詳細はこちらから

事件の背景は、大日本帝国政府が連合国側(米・英・中)から発せられたポツダム宣言を受諾し、連合国に
対し無条件降伏を受け入れるか否かの重大な国の舵取りが当時の鈴木貫太郎内閣にて閣議決定し、昭和天皇
の裁可を経て戦争終結の道筋が決まりました。 

「宮城事件」は、一部陸軍省の将校と近衛師団の参謀将校が、天皇の裁可を経た閣議決定である「ポツダム宣
言受諾」を武力で阻止しようとした事件です。  森近衛第一師団長を殺害(第二総軍白石中佐も同時に殺害)
しニセ師団命令を発令し、近衛第一師団の部隊をニセ命令で動かし、皇居・宮内省・放送会館などを占拠し、
天皇に銃口を向け、8月15日正午の玉音放送の阻止しようとした事件です。


酷い話です。既に中国大陸での日中戦争を経て更に1941年12月からの太平洋・東南アジアでの戦線拡大
の結果、1945年には国力も衰え、国民の多くが戦争に駆り出されるかもしくは勤労動員・物資の供出など
市民生活の犠牲を国から強いられ、都市では米軍による空襲を受けて市民の中からも多くの人命を失い、同時
に家や財産を失い さらには「到底戦争を継続する余力は無い」 との意見が政府内の閣僚の中からも上がっ
ている非常事態です。 にも係わらず、「皇軍の辞書に降伏のニ文字は無い」として、徹底抗戦をキチガイの
様に叫び 「本土決戦に持ち込めば勝機が訪れる」 と考えていた軍人がこの事件を起しているのです。  




要するに自分達軍人官僚の保身の為だけに「軍」組織全体を守り、その為に天皇と皇室を担ぎ出し
て拝み奉り、「国体護持」という大儀を取って付け、それには「天皇と国」 を守る「軍人官僚」
を中心とした国家体制が必要だ。 とする理由をつけているだけの事です。 そうでなければ、本
来天皇並びに皇室と皇居の防衛警護が任務の近衛師団の部隊が陛下に銃口を向けるなどと云うバカ
な事が有ってはならないハズです。 



当時の主権者は天皇です。国家の一組織が主権者に対し、銃口を向ける。 それまでは、崇め奉っ
ていた天皇に対してですよ。  考えられますか?  こうやって簡単に手のひらを返したように
主権者に対しても牙をむく。 カネや保身の為の軍ですから、大儀なんて、一瞬のうちに雲散霧消
です。 

昭和の軍人官僚達は、自分達の仕事を失いたくないが為に、中国へ戦線を拡大し、太平洋・東南ア
ジアに戦線を拡大し国民を道連れに国を勝手に振り回して1945年8月15日 国を一つ亡ぼし
てしまったのです。




なんてことはありません、税金を湯水の如く自由に使える軍関係の利権を守るために、天皇・皇室
を欺き・利用し、国民を欺き、その結果 オキナワ・ヒロシマ・ナガサキ 空襲された国内の各都
市の犠牲と多くの財産を失い国が亡びたのです。 

全て、金の為だったのです。

大陸で戦線を拡大した目的は、議会での軍事予算拡大です。 太平洋・東南アジアで戦線を拡大し
たのも、軍事予算の拡大の為です。それに財閥がくっついて、産業界も尻馬に乗った・・・。   

全て、金の為です。  天皇陛下の為、お国の為ってのは後から付けた、誤魔化しにしか過ぎません。




ここまで読んでいただければ、チャーリーが言いたいことはお解かりいただけるかと思います。  

そう、原発利権と同じ構造なんです。 

昭和の軍部の戦線拡大は、原発の建設と同じです。  

米・英・中・蘭・豪 との戦いも勝利できる 神州不滅神話は、原発の安全神話と同じです。

昭和のプロパガンダ新聞は、原発事故の事実を隠蔽する、原発推進マスコミと同じです。

昭和の財閥は、原発推進スポンサー 経団連です。

そして、なによりも 帝国陸海軍省は、経済産業省を中心とする原発推進する中央官庁です。  

このままでは、1945年8月が再度訪れるでしょう。  
平成の官僚は、自分達の仕事場と机を守りたいが為に国民と国家を危険に晒し、亡国へとひた走っています。


それぞれ、一人一人が 反原発・脱原発に向けて、それぞれが考え知恵を絞って出来る事をしましょう。

だって、人生をもっと楽しみたいです。


   


それじゃ、恒例のヤツをイッパツ!  

     「脱原発・早く止めろー」「原発イラネー・再稼動反対」
「原発は原爆ン百倍の核爆弾だったんだ」
「停電結構! 結構毛だらけ、ネコ灰だらけ!放射能で死ぬくらいなら、
電気なんてイラネー!この、大バカヤロー」
 
 



※放射線障害防止法では、一般人の被ばく限度を年間1ミリシーベルト以内と定めている。単純計算すれば、
1時間当たり0.114マイクロシーベルトである。 これを、基準に放射能被曝と向き合いましょう。

※原発の過酷事故は、人間の力では収束出来ないモノと思っています。  皆さん自己の判断で逃げる準備
だけはしといたほうがよさそうです。 政府民主党と原発ムラは、一切国民の命の重さを考えていません。
考えているのは、国債の格付けと株価等々 お金儲けのことだけです。  この事は、本来の国益とも一致しません。
狂っています。 その政党に政権を預けたのは、我々有権者・国民です。  猛省が必要です。

放射能瓦礫の処理は、フクシマの原発事故周辺で、新しい処理プラントを建て、完全に放射線を環境に出さない形でや
るべきです。そうしなくては、一度瓦礫を処理した通常のプラントは放射能で汚染され、二度と通常のゴミも処理でき
なくなります。

環境省と細野大臣は、わざわざ線量の低い地域に運び放射能汚染を拡大させようとしています。 そして、健康な赤ち
ゃんや・子供に被曝を強要しようとしています。  環境省は環境を守ることがお仕事でしょう。 しかし現在の中央
官僚のお仕事はどれもこれも常識とは真逆の事をやっておられますね。 やれやれ、厚生省も国民の健康をまもるお役
所でしょ? 何をやっているのですかね?


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