森へいらっしゃいませんか

ねえ もう少し聞いてくれる?

軍艦島

2010-10-12 | 森からおでかけ
ひっぱり記事のメインですけど…大した写真が撮れてなくて…

何を隠そう、実は船酔いしました…


片道、一時間くらいの船旅だったんですけど、船酔いしたのには理由があって…





料金所で言われたんです。島にはトイレがありませんからって…


え…そんな…    この問題って重要じゃないですか~?


乙   『あの、でも、待機している船のトイレは解放してくださるのでしょう?』

受付  『いえ、一旦島に降りたら、次に乗船するまでは乗れません』と断言されて…  断言かよ…


たったそれだけのことが私にはものすごいストレスになったんです~




そんな不安を抱えての乗船だったので、乗った瞬間から船酔いで…

そして私が乗船して、全員が乗船するまでかなりの時間がかかり、その間の船は止まっているけど、波に揺れてるじゃないですか~

益々酔いはひどくなり… 単に気持ちの問題なんでしょうけどね~






そんな中でやっと撮った貴重な写真です

島に上陸してからも、頭は揺れっぱなしで…


頭の中は…早く港に戻りたいという思いでいっぱいいっぱいで…





そしてもう一つ残念だったことが――。

当時の島で過ごす人々は(日本初の)鉄筋コンクリートのビルからビルを渡り廊下をつたっての移動だったらしく、学校も病院も、映画館もパチンコも、渡り廊下をつたってビルからビルへ、また上下の移動という不思議な生活空間だったんですって。

子どもたちの遊び場は屋上か学校のグランド(このグランドもビルの中)。

だから雨の日でも傘がいらない生活。

そんな島の人々の眼に映る海は窓越しということになりますから、私は窓を通して海を観たかったんです。

窓が教えてくれるもの…窓が伝えてくれるもの…窓の記憶…

とかって、私はとにかく窓にこだわり、窓の写真を撮りたいと思っていたんです。

なので、この記事のタイトルもにしたいと思っていたくらいだったのが…どこにも行かせてくれません。


危ないのはわかってますけど、せめてもう少し奥まで行ってみたかったな~。



こんな感じで、説明を受けるだけ。そんなぁ~


そして私はすでに帰りの船がストレスで――。

青い顔して船旅が終わってしまいました。


なので期待に答えられなくてごめんなさいでした~


港に着いて安心したら船酔いは吹っ飛び、いきなりお腹が空きましたけど…


この記事、もう一日続きま~す

取り敢えず今夜はおやすみなさ~い