新年を迎え、埴生護国八幡宮・松尾神社を訪れました。
埴生護国八幡宮は、木曽義仲が源平倶利伽羅合戦の戦勝を祈願したことで有名ですが
こちらもご覧下さい→埴生護国八幡宮 <義仲が戦勝祈願した大社>
奈良時代養老年間に宇佐八幡宮の御分霊を勧請したのが始まりとされる古社で、天平時代には越中の国守であり万葉歌人である大伴家持が祈願したと伝えられています。
主神は八幡大神で、その他に神明宮・住吉社・出雲社・春日社・諏訪社・東照宮・天満宮などが合祀され合わせて21もの祭神が祀られている大社です。
埴生護国八幡宮の鳥居には地域の方々で作った新しいしめ縄が取り付けられ、鳥居横には「文化財防火訓練」を告知した看板が設置されていました。
参道を進むと、年末に埴生青年団員によって「お身ぬぐい」を施した「義仲像」が冬晴れの光に輝いていました。
石段を慎重に登っていくと、雪囲いに覆われた社殿が
今のところ、 例年に比べ積雪量は少ないですが、冬将軍は手強い相手です。 万全の準備が必要です!!
埴生護国八幡宮から車で約10分のところにある松尾神社を訪ねました。
大同年間(806~809)の頃に、山城国の松尾大社より勧請し、また同社から奉鎮した手向神社を合祀したとされています。
拝殿は、明治9年、旧加賀藩主前田家の祈願所であった明王院愛宕堂の拂い下げを受け移築したものです。
平成19年(2007)改築が計画されましたが元禄期の建築様式の原型に近い形での復元になりました。
上 唐破風 左右 隅尾垂木「龍」・木鼻「獏」
愛宕神社の社殿とはまた違った趣があります
↓