清水のマリーナにあるヨットの船内の物らしい・・・
十数枚あるクッションの座と背のシート
すべて形状が異なっています。
何んとなく想像はできるのですが、初めての依頼なので戸惑っています
船底の形状に合わせ高さの面がすべて微妙な斜めになっています。
張りも一般の家具から見ると、どうなのかな~~って感じでもいます。
今回の依頼は、技術的には問題ないのですが、全体的に、大きく、すべての形状が
異なっていて、生地の指定が大きなストライプであること。
納期が離港のタイミングに間に合わせること、が問題でした
写真はありませんが、船舶の中ということで、揺れてもズレないように
居住性を考慮してクッションの底面にはシンコール製のスベランネってレザーを
使用しました。
ストライプの合わせも、予算的に、生地用尺を考慮すると完璧というわけには
行きませんでしたが、絞りボタンの製作だけでも柄合わせは丁寧に行いました。
ということで、何とか納期に間に合わせ、設置の写真をいただきました。
私の場合、現物、現場確認をして完成の全体像をイメージしながら製作するタイプなので
後から、このような写真を送っていただくまで心配で、心配で・・・
こういう、一回限りの仕事はやり直しがきかないのですが、どんなものか?わからない、
次の依頼のため、反省と工夫の考察は欠かせない
工場は生き物、失敗と工夫、改善を怠ったら新しいことは何もできなくなると思っています。
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