かまぼこ彫り の看板製作

工場のレーザー加工機の技術向上と稼働率アップの為、クチコミで

出来るだけ安く、色んな加工を受けてきました。（山梨レーザー加工.COM)

今回も、紹介で、ケヤキ板を持ち込みで、お店の看板製作依頼をいただきました。

色々と世間話をしながら看板に対する希望や思い、人柄を感じながら

構想を練り、いくつかデザインをメールしました。

まずは、たたき台で、依頼の鷹の羽の家紋を入れて筆文字で作ったものを

メールしました。

すると、名刺等で使っている勘亭流（かんじょう、ではなく、かんてい流・・ね）

はフォントを使ってほしい。

また、甲州の隠れ家、を入れて欲しいということになりました。

この勘亭流と言うフォントは歌舞伎などでよく見かけるもので、普通の

レーザー彫刻では雰囲気がでないので、かまぼこ彫りを提案しました。

かまぼこ彫りをレーザー加工機で彫刻する時は、写真のように

文字をグラデーションに調整します。

すると、写真のように色の黒い所が深く、薄い所は徐々に浅く彫刻します。

こうして彫刻する陰影が出来て塗装すると、より立体的に見えます。

家紋の部分は普通の平面彫刻にしてあります。

羽の細い線もキレイに残り、塗装もシッカリはいりました。

昨日、ご主人に引き渡しました。

オマケに奥様とお揃いでっ！　と粗品を製作してプレゼントしました。

作っている最中、また、出来上がったものを見た人はみんな、

「なんて、読むの？」となります

篁醇亭＝こうじゅんてい　と読みます。

以前、甲府でライブハウスを営んでいた方で、山梨の音楽好きな

年配の方々の間では著名な方のようです。

こだわった店内のようなので設置されたらお邪魔したいものです