こちらは季節限定、阿蘇山の『逆さ涅槃』。毎年5月の連休くらいから運の良い人は見られる風物詩。田んぼに水が張られ、水面がカルデラに広がり鏡となって、風のない晴れた日にだけ反転した阿蘇山が見られるというレアな風景です❗やがてこの辺りも菊陽町みたいに大規模開発されて、そのうち歴史映像でしか『逆さ涅槃』が見られない日もやってくるの、かも。
今年もブラックベリーに花が咲き始め、こうしてミツバチ🐝が蜜を吸ってくれるおかげで、またブラックベリージャムを作れそうです。昨年のブラックベリージャムは種をそのまま残した“西欧仕様の高級ジャム”を目指しましたが、ニッポン人の舌にはウケがあまりよくなかったのか、まだ在庫が少しあります(買ってね💕)。そういう事情で、今年は種無しブラックベリージャムを予定しておりますよ😊
ところで今日、貴方が道の駅阿蘇で購入したかもしれない「農薬不使用ニラ」は、こんな感じで栽培されています。慣行農法(普通の営業用栽培)ではビニールハウスで育てますが、そうすると虫が発生しやすいので、通常は農薬をかけて殺虫します。その際に農薬がよく付着するよう展着剤という糊みたいな液体に農薬を溶かして散布するのですが、展着剤は風雨に強いというだけあって、水道の水洗いだけでは簡単に落とせません。農薬成分のほとんどは太陽光で分解されて無毒化されますが、残留した各種化学成分がニラの味を悪くしている原因だと思っています。だもんで、うちは自然栽培というか、野ざらしでニラを栽培しています。虫食いなどを除去する手間がかかって歩留まりが悪い栽培方法ですが、こっちのほうが甘いぞ~、という感じで……味わって食べてくだされ✨
近頃、なんでもかんでも値上げで加工業としましては辛い日々を過ごしています😭ガラス瓶が値上がり、オーガニックシュガーも値上がり、光熱費も輸送費も値上がっているのに、ジャム価格を倍にしたら売れなくなってしまいます…なので、考えて考えて考えた結果、輸送費を大幅に節約できるエコパッケージを充実させることにしました🎵かつては業務用大容量のみに対応していたエコパッケージですが、ガラス瓶ジャムより経費を削減できるので、ちょっとだけ増量してお客様にもお得な仕様で販売開始しましたよー。