続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

変態さんいらっしゃい。

2010-08-05 15:39:46 | 日々のこと。

衝撃的な告白を聞いてしまった。

とある中年男性の方から聞いた話なのだが、その方は
「彼女のオナラ」フェチであると言う。

自分の顔の前、それも超至近距離で放屁されるのがたまらなく
好きであるらしい。

彼がその嗜好に気づいたきっかけは、彼女と一緒に入浴していた際に
放屁の欲求をもよおした彼女がそっと湯船を出て済まそうとしたが間に合わず、


彼の顔面至近距離で思わずブッ放してしまった事である。

派手な音と共に飛沫まで伴ったその攻撃の刹那、
彼は自分自身でも気づかなかった、己の奥深くに秘められた嗜好について
天啓を受けたかのごとく気づいてしまったとの事だ。

その事件後、彼女は度重なるオナラの強要に耐え切れず
結局は別れてしまったそうである。

「未だに俺について来れる女がいないんだよね~」
と彼は腹立たしそうに語っていたが、そりゃそうだろう。

私はいけないと思いつつ、
「じゃあ彼女はしょっちゅう繊維質の物を摂らないといけませんね!」
だの、
「音や臭いにはこだわらないのですか?!」
だの混ぜっ返すような暴言を吐いてみたが、彼はしごく真面目に
「そういう事じゃないんだよね」
と説明してくれた。

何でも、嫌がる様子や放屁の恥じらいがいいんだそうだ。
うお、変態じゃん!
と思ってしまった器の小さい私は、尚も
「じゃあブッ放して開き直っているのや、しれっとしているのはダメなんですね?」
と尋ねてみたが、一瞥されたきり返答はなかった。

色々な嗜好の人がいるものだ。
人間の欲望の深遠さに感じ入った一件であった。








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